ビジネス英会話と日常会話ってどう違うのだろう?
そんな疑問をふと考えることはありませんか。
日本語には敬語というものがあり、ビジネスで使う言葉と日常で使う言葉を分けて使います。英語にも同じように、ビジネスで使われる英語と日常で使われる英語に違いがあるのでしょうか。
答えは「少しYes、ほとんどNo」です。日本語と違い、日常会話とビジネス会話で使われる英語に大きな違いはありません。ほんの少しハイレベルな表現や丁寧な言い方を覚える。たったそれだけでビジネス英会話を身に付ける事ができます。つまり、日常会話レベルで英語が話せればビジネスでも通用する。
この記事ではビジネスで使える英語力について。さらに実際に外資系などで英語を流暢に話している人たちがどのように英語学習をしてきたのか。海外で営業をしてきた私が経験したこと全て、この記事でお伝えします。
ビジネスで英語を活用したい!という方はぜひ最後までご覧ください。お役に立てると嬉しいです。
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ビジネス英会話とはそもそもなんなのか?答えは英会話の中にある1つのジャンルです。音楽で例えるのであれば、クラッシック音楽・ジャズ音楽・ポップ音楽のようなものです。
英会話という大きなくくりの中に「ビジネス英会話」「日常会話」「トラベル英会話」などというジャンルの1つと考えるのがわかりやすいですね。
ビジネス英会話と日常会話ではどのように違うのか?学習方法にも違いがあるの?という質問を生徒からよく受けます。私が生徒に対して回答するときは「あまり差はない」と答えています。
日常的に英語で話す事ができる英会話力の事です。外国人と1時間くらい英語でコミュニケーションが取れる。自分の興味について深く話す事ができる。相手に質問をする事ができる。英語で会話のキャッチボールができる、それが日常会話です。
仕事で使うための英会話力です。丁寧な言い回し表現や高度な英単語表現を使う事でビジネスマンとしての礼儀や作法をアピールする事ができます。丁寧な言い回し表現とは「正確な文法」で話せば、大抵丁寧な言い回し表現ができます。中学生の文法を間違えず使えれば、すでに習得していると言ってよでしょう。
高度な英単語表現とは、例えば、「買う」という言葉を「購入する」という言葉に変換できるかということ。「Buy」ではなく「Purchase」というややお堅めの言葉を使います。学習方法は日常で使う英単語をビジネスで使える英単語に置き換える作業です。
日常会話ができればビジネスでも通用するのか?十分通用します。先ほど「ビジネス英会話とは」の項目でハイレベルな英単語と紹介しました。実際の現場ではそれほど役に立ちません。もし使えると「教養の高さ」など自慢することはできますが・・。もし必要であれば身に付ける、くらいで良いでしょう。
ビジネスで通用する英会話力を身につけたければ、日常会話を習得する事がとても大切。日常会話を習得したら、海外でのビジネスマナー・作法について学びましょう。ハイレベルな英単語力をあげるより、ビジネスマナーを習得した方が圧倒的に効果があります。
参考:ビジネス英会話とよく聞くけど日常会話と何が違うの? | QQE英語コラム
ビジネスで英語を使いたい!という方は、ご紹介する3つのスキルを優先的に身に付けると学習の時間短縮ができます。転職に必要な資格は「転職で有利な英語の資格まとめ|TOEIC以外におすすめの資格は?」でさらに詳しく紹介しています。
まずは資格です。ビジネス英語を話すために必要というわけではなく、英語を使った仕事につくために必要なものです。新卒・中途採用で就職を考えている方、まずは企業で資格の種類・基準となる点数がどれくらい必要か調べる必要があるでしょう。
外資系の企業や英語を使って業務をする企業では、TOEICの点数で英語力を判定しています。日本で最も代表的な英語力を測るための資格テストです。
参考:TOEIC900点は転職に必要?|スコア取得のメリットと注意点
世界的にメジャーな英語資格です。TOEICより実践的な英語力を試されます。テストの内容はリーディングとリスニング だけでなく、スピーキング とライティングも含まれます。実践的な英会話力を身につけたい方は、IELTS対策をすると良いでしょう。
TOEICと同じように日本国内で認知度の高い英語資格。レベル別で試験内容が分かれているため、初心からでも受講しやすい事が特徴です。転職に必要なレベルは2級以上からが一般的ですね。
仕事で英語を使いたいなら、会話力は必須です。TOEICなどの資格試験で高スコアを取得できても、英語で話せない、という方はざらにいます。資格だけでなく、実戦で使うための英語力を手に入れたければ英会話の練習は必須です。
参考:社会人に必要な5つの英会話スキルとは?バイリンガル講師が徹底解説
目指している企業にもよりますが、日常会話レベルで話す事ができれば十分といえます。1時間くらい外国人と英語で雑談ができるぞ!というレベルが1つの基準とするとイメージがわきやすいですね。
ビジネスで必要な質問力。英語で自分の意見を伝えるだけでなく、相手の意見もしっかり尋ねる事ができる。ビジネスではとても大切なスキルですね。「Yes No質問」「5W1H質問」を自由に使えるレベルが必要です。
質問力に関する記事は下記でも紹介しています。ぜひ読みこんで、実戦で使えるようにしてください。
参考:3ステップで疑問詞を英作文|質問することで途切れない英会話
参考:Yes・Noの質問で好みを見極めろ。長く続く英会話の基本は質問
会議やミーティングでは日本人は黙ってしまう傾向にあります。海外では自分の意見を発信することが非常に大切。資格や会話力だけでなく、積極的に話す習慣を身につけましょう。自分の意見を伝えること、相手に質問を投げかけること、この2つが必要です。
業務対応で必要な読み書きスキル。ライティング・リーディングスキルと言い換えることもできます。これらは日本人は得意な傾向にあります。少し海外式に書き方などを覚える必要はありますが、コツさえつかめばばすぐに習得できます。
メール独特のマナーやルールが存在します。「お世話になります」「宜しくお願いします」などをメールでよく使うフレーズ英語のマナーに沿って使いこなす必要があります。簡潔に相手に言いたいことを伝える、などは日本でのメールを送る際のマナーと似ていますね。
参照:英語ビジネスメール | 6つの基本ルールとネイティブの書き方、例文フォーマット集
プレゼンで使う資料を作る際に必要です。英語で書くことはもちろん、参考資料を見つける際には英語で資料を集めなくてはいけません。英語を素早く読み、理解するスキルも求められます。
参考:Aloha Englishオンライン英会話|ビジネスに必要な英語スキルとは
外資系企業や海外と取引のある企業には英語が話せる人が多く勤めています。彼らはどのようにして英語を身につけたのでしょうか?
定番の方法が留学ですね。現地の語学学校で英語を習う。学校が終わった後も生活をしないといけないので、24時間英語づけの環境。全く違う環境や文化の中で生き抜くために、英語だけではなく様々なスキルを身に付けることができます。
英語を使って仕事をしている多くの人は留学を通して、英語を取得しています。
留学と比べると、習得までに時間がかかる方法です。しかし働きながら英語を身に付けるためには、英会話スクールという選択肢は最適かもしれません。学生のように1年間留学!というわけにはいきませんよね。
正直あまりおすすめではありません。私が仕事やプライベートで出会った人で、独学で英語を身につけた方が数人います。留学組にも負けないくらいの英語力です。しかし英語を習得した背景には途方もない努力が・・。英語が好きで好きでたまらない。留学したかったけど、いけなくて悔しかった。そんな方がコツコツ何十年も学習している方法です。
ほとんどの方が挫折する傾向にあります。一番コストがかからない方法ですが、成功率は低め。
留学のメリットは24時間毎日英語漬けの環境を作る事ができます。それゆえ短期間で英語を習得することができます。短気とはいえやはり最低でも1年くらい留学期間は必要です。ネイティブが使っている表現に触れることもでき、さらに文化も学べます。飛躍的なレベルアップが可能なのが留学です。
しかしデメリットとしては費用が高い。年間で約300万円(生活費込み)かかると言われています。さらに留学中は基本的には働くことができません。社会人の方にはやや非現実的な選択肢の一つですね。
低コストで学ぶことが大きなメリットとなります。外国人のお友達がいて、英語で話す環境が整っているという方は独学で勉強することができます。
一方で独学は挫折してしまう方がほとんど。自分で考えた学習方法では英語力が伸びにくいなど、一人で学習するにはかなりの努力が必要です。
それでも自分は独学で学習する!と決めている方は、自分で学習計画を立てる前にぜひ「英語文法が苦手な人がやりがちな6つの学習失敗事例」の記事を読んでください。効率的な学習をするためのノウハウをまとめています。
社会人にはおススメの英会話スクール。仕事終わりに毎週1・2回程度通って学習することができます。講師も日本人・ネイティブ・外国人の3種類で受講可能。日本にいながら留学と同じ雰囲気のレッスンを受けることもできます。
一方で習得にかかる時間は留学と比べるとやや時間がかかる傾向。1年から2年。長い方で10年以上通っているという方もいらっしゃいました。
お仕事をしながら英会話を上達させるとなると、やはり英会話スクールがおすすめ。しかしながら、英会話スクールだけでは習得にかかる時間がかかってしまいます。英会話スクールとレッスン外での独学をすることで、習得にかかる時間をセーブすることが可能。
独学の方法は担当している講師やサポートに聞いてみましょう。自分に合った学習方法を提案しもらえるはず。課題となっている箇所を英会話スクールと一緒になって克服していくことが、効果的かつ現実的な学習方法です。
参考:ビジネス英語が学べるおすすめ学習本!実践で役立つ参考書【15選】
中学生文法をネイティブがどのような感覚で使っているかを解説している参考書。新しい知識を吸収するというよりも、ネイティブの感覚を身に付ける事ができます。ハイレベルな内容ですが、理解すれば日常会話・ビジネス英会話で役に立つこと間違いなし!
詳しくは:ハートで感じる英文法(アマゾン)
中学生で習う英文法を使って英作文をします。日本語を英語にする日英の練習。瞬間的に英語にするスキルを身に着けることができます。自分の言いたいことを英語にすることが苦手、と感じる方は一度手に取ってみてください。
詳しくは:どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(アマゾン)
ビジネスEメールで使える実例と表現を学習できます。Z会の参考書だけあって、内容がとても充実しています。役に立つ知識ばかりです。Eメールで使えるマナーや作法を知りたい方はおススメです。
詳しくは:英文ビジネスEメール実例・表現12000(アマゾン)
Toeic対策・ビジネス英会話を学ぶことができます。以前担当した生徒で6か月スタサプ(略称)を試したところ、Toeicのスコアが400点から700点まで上がった!という方もいました。お値段もお手頃なので最強のコスパ。さすがリクルートですね。
公式サイト:スタディサプリENGLISH
海外で一流のプレゼンを視聴することができます。分野別に分かれているので、興味あるカテゴリーを集中して見ることができます。リスニング力向上やプレゼンをするためのノウハウなど参考になります。無料で使えるのでおススメ。英語学習関係なく、「なるほど!」と勉強になる内容が多いので楽しく視聴できます。
公式サイト:TED: Ideas worth spreading
日本国内のニュースを英語でみることができます。リスニング力をあげるために便利なツール。日本のニュースを見
ている方であれば、多少英語が聞き取れなくても内容を理解することができるはず。海外のニュースアプリで学習している方もいると思いますが、最初は国内から学習した方が取り組みやすいでしょう。
公式サイト:NHKワールド JAPAN公式アプリ
Engvidチャンネルはとてもおすすめです。ネイティブの講師がYoutubeで英語に関するレッスンを公開しています。ネイティブが教える英語なのでややレベルは高め。しかしリスニング力に繋がるだけでなく、ネイティブの考え方を学ぶことができるので非常に勉強になります。私も時々みて参考にしています。
Youtubeページ:engVid: Learn English
特に観ていただきたい動画はこちら
特に「日常英語をビジネス英語に変える方法」はおススメ!ネイティブの講師ですら、日常会話レベルで英語が話せればビジネスでも通用する!と断言しています。ぜひご視聴ください。
おすすめのビジネス英会話10選|入会前に知っておきたい11のこと でさらに詳しく解説しています。この記事ではその中でも厳選した4社をご紹介します。
ビジネスで使える英語にも非常に強い!規模的には小さいが、丁寧に指導してくれます。オンラインコースもおこなっているので通学できない方も通いやすい!
詳しくは「Aloha English| 調べない、覚えない。6ヶ月で育てる英会話力レッスン。」
徹底されたスケージュール管理のもと学習を行います。トレーナーが毎日連絡をくれたりときめ細かいサービスが特徴。
詳しくは「【公式】ライザップイングリッシュ|マンツーマン英会話、TOEIC対策スクール」
講師陣の質が非常に高い!一度体験レッスンを受けてみる価値はあります。
詳しくは「初心者からのビジネス英会話教室【ベルリッツ】」
「ビジネスに必要な5つの素養を高める」というビズメイツのコンセプトからもわかるように、ビジネス英会話に特化したオンラインスクール。
詳しくは「オンラインビジネス英会話ならビズメイツ Bizmates」こちらから
日常会話・ビジネスで必要な英語力を習得するためには2年ほど学習期間を計画した方が良いでしょう。もちろん個人差はありますが。初心者はコツコツと継続して学習をすることが不可欠。英会話を習得するためには「質」×「量」×「継続」の3つが大切な要素です。
英会話スクールを通った際にかかる月額平均が約3万~5万円かかります。年間で受講する場合は約60万円。2年継続した場合は120万円ほどかかります。決してお安いお値段ではないのが現実。スクールを通うからにはそれなりの覚悟が必要です。
しかし英語が話せれば必ずリターンがあります。英語が話せる方は年収が高くなるというデータもあります。ビジネスマンとしてのスキルアップのための自己投資として考える方も少なくありません。
参考:英語が苦手でも3ヶ月続く勉強法を大公開|モチベーション維持がカギ
英会話学習に関してお困りの方は、一度Aloha Englishの体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか?
体験レッスンを通じて「レベルチェック」「学習プランの提案」「おススメのビジネス英会話スクールのご紹介」をします。一体何から学習すれば良いのだろう!?と迷っている方。きっと満足して頂ける内容になっています。
ビジネス英会話に必要な英語力は日常会話レベルで十分だということがわかりましたね。まずは日常会話でつかえる英語力を身につけましょう。
ビジネスで積極的に英語を使いたい!という方に必要なスキルは3つ。「資格」「会話力」「読み書きスキル」でしたね。優先的に学習をすると効率がグンっと上がるはずです。
最後にビジネス向けのおススメの教材と英会話スクールをご紹介しました。ビジネスで使える英会話力を習得するためにはそれなりにコストと期間がかかります。しっかりと計画をたてることが大切ですね。
Aloha Englishの体験を受けていただければ、詳しく学習方法などお話しいたします。ご興味ありましたら、ぜひお問い合わせください。
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