英語を勉強したいけど、嫌いで全然続かない…とお悩みの方は多いのではないでしょうか。受験勉強のほか、大学や社会人で英語を習得する強みや憧れを感じているものの、嫌いといった感情や辛さなどネガティブなイメージがあることで、英語学習への課題があります。
英語嫌いの人が気になるポイントを一通り解説しました。この記事を読めば、英語への学習を積極的に取り組めるようになりますのでぜひご参考ください!
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英語が嫌いな人は特別でなく、特に社会人になると苦手意識を抱く傾向にあります。以下では、TOEICなどを運営している国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)によるアンケート調査をご紹介します。
2019年に実施されたIIBCのアンケート調査によると、全国の20代~50代のビジネスパーソン500人に対して「あなたは英語が好きですか?」という質問で、以下イラストの通り約半数が「嫌い」または「どちらかと言えば嫌い」の回答をしました。
グローバル化が進み、アンケートを実施した時期では東京オリンピックが話題にもなっていましたので、英語・英会話学習への興味関心は比較的強いと思われます。その中でも、英語が嫌いというビジネスマンは一定数以上いることが分かりますね。
また、「英語は得意ですか?」との質問では「苦手」または「どちらかと言えば苦手」と答えたビジネスマンが7割近くもいました。
英語力・英会話スキルに自信があるビジネスマンは少数派です。日本ではまだ、海外と比べたら英語を苦手としている社会人が多いと言えるでしょう。
英語を習得することでの良さや必要性について理解していながら、「英語への苦手意識・嫌いというネガティブなイメージ」があり、なかなか英語を話せないでいるお悩みを察します。
英語を嫌いになるきっかけは様々あり、学生の頃の体験や英会話の失敗経験などがあります。英語嫌いの人に共通するポイントから振り返ってみましょう。
よくあるのが、中学や高校での英語学習で挫折した経験です。受験対策にて英語で苦しめられたことや、文法や英単語の暗記がそもそも苦手で全然できなかったことなど挙げられます。
など、学校での英語がトラウマになって嫌になった方もいるでしょう。
また、社会人になってから習得したい英会話スキルについて、現状の日本の英語教育で大きな課題があるのも気になるポイントです。
関連ページで日本の英語教育の問題点でも取り上げていますが、受験向けのカリキュラムになっており話せる英語を習得できないほか、アウトプット方の対策があまりされていないのも問題点です。
英語の授業では文法や英単語などは重点的に対策されますが、コミュニケーションを目的とした語学はまだ課題があり、英会話への苦手意識を持つ傾向にあります。
また、日本では英語を普段から使うシーンがないのもマイナスな要素です。
プライベートで英語を話す機会があれば自然と慣れますが、英語学習・会話のブランクがあることで社会人になってからの勉強で苦労することが多いでしょう。
オンライン英会話・英会話レッスンでの失敗体験も嫌いになったきっかけの一つで、「自分は英語を話せる才能がないのでは…?」とネガティブな気持ちになってしまうことも考えられます。
など、英語が聞き取れないことが理由で自信喪失してしまった方もいるでしょう。
上記の理由と関連して、英会話の習得でやるべき対策が多く諦めてしまった人もいますね。
英会話の習得では基本的な文法の理解からリスニング・スピーキングなど各技能の網羅的な対策が必要となりますが、大事なことは全部まとめて覚えようとせず、コツコツと勉強しましょう。
短期間で習得しようとするから、勉強する項目が増えているように感じるだけです。まずは文法に1ヶ月ほど集中したり、スピーキングに入る前にリスニングから重点的に対策するなど、得意なスキル・単元を一つずつ増やしていくと自信にもつながりますのでおすすめです。
日本人が英語が苦手な理由であまり認知されていないポイントとして、英語ができない人は日本語が苦手という特徴もあります。
実際、Aloha English英会話でも国語(日本語)ができない生徒は英語も伸びづらい傾向にあります。それだけ日本語力が大事になるのは、以下のような理由があります。
語学力を高めるために知っておくべきことでも説明していますが、日本語が苦手だと文章の構造も理解しづらくなり、スピーキングだけでなくリーディングでも苦労します。
Aloha English英会話のレッスンでも、初心者向けで日本語からの対策も行います。
そもそも話すことが嫌いな人は、英会話への苦手意識もあるでしょう。難しく感じるかもしれませんが、英語を好きになる気持ちがあれば基本的な対策・独学の意欲を得られますので、続けて読み進めていただけますと幸いです。
英語が嫌いな人でもきっかけがあればイメージが変わり、英語学習を好きになれます。英語の克服で留学や英会話レッスンの活用も一つの手段ですが、基本的には独学から入る方が確実ですね。
英語が嫌いな方は、勉強しても全然英語が話せない・分からないといった挫折も経験しています。そこで、効果的な学習を続けて英語が上達した成功体験を得られれば、「自分でも英語ができるようになれる!」自信とモチベーションにつながるでしょう。
ちょっとした成果でもいいので、英語を使ってできたことを実感することが英語嫌い克服の第一歩です。自分の英会話が通用することを知れば、コミュニケーションが楽しく感じるでしょう。
英語が嫌いな人は、英語を習得することに対して勉強の印象が強く「社会人になっても勉強は続けたくない」などのネガティブな気持ちもよく分かります。
ただ、社会人になってからの英語習得は実用的なコミュニケーションスキルであり、会話やチャット・メール・プレゼン資料など意思疎通を図るツールとして認識すると考え方が変わります。
TOEICのスコアアップを目的とした学習も一つの手段ですが、実際に英会話をして英語を使うことの良さ・楽しさを知る人がより上達しやすくなるでしょう。
本気で英語を習得したい人の中で、海外留学や英会話レッスンも選択肢に入るのではないでしょうか。
英語への苦手意識を克服するためには、英会話の慣れ・習慣が大事です。その上で、英語をずっと使う環境に身を置くことで英語での聞き取り・自己表現に慣れると、徐々に英語が好きになります。
海外留学や通い放題のオンライン英会話では英語漬けの環境が得られるメリットがあり、英語を習得する明確な目標・計画がある人にとって前向きなチャレンジだと言えます。
しかし、留学したり英会話レッスンに通うことで誰でも英語をマスターできる訳ではありません。留学や英会話レッスンは英語での実践的な表現(アウトプット)が増える一方で、英語の知識や基本的な学習は独学で対応する必要があります。
コツコツと続ける勉強が嫌いという方は要注意で、独学での学習時間が少ない方は留学や英会話レッスンを続けてもインプット学習不足により英語を話せるようになれません。そのため、英語の基礎が不安な方は無理に英会話レッスンに通わず、自分のペースで勉強を始めてみることをおすすめします。
▷オンライン英会話で初心者が失敗・挫折しがちな理由でも解説!
英語学習への興味関心・好きになることのきっかけでは、英語スキル習得によるメリットに気付くことも大事ですね。
英語を一から学習する方はぜひ、インプット学習に留まらず英語を積極的に話すアウトプット学習まで進んでいただきたく思います。
アウトプットでは自分の英語力が上達することを実感できて、コミュニケーションの楽しさも覚えます。
英語を学ぶと、グローバルな視点で物事を考えられるのも語学習得のメリットです。英語に慣れると、海外でのIT技術に関心を持ったり就職や転職に関する外国との違いに驚くなど様々な発見があります。
「英語が嫌いだった・苦手だった自分」と「英語力を得た自分」との違いに気付き、視野が広くなる=自分の知る世界が広がるのは大事なことです。
英語が嫌いな方の多くが「別に英語を話せなくても生きていける」など、英語習得の必要性を感じないこともあります。
ただ、英語を徐々に学び英会話ができることでの強みや良さが分かると、学習への積極性も出てくるでしょう。英語が好きな人・嫌いな人の違いでも紹介していますが、英語学習の目標・目的があるかないかで大きく変わってきます。
英会話講師の視点から、英語が好きな人と嫌いな人で明確に異なるポイントをまとめました。自分はどちらに該当するから改めて振り返ってみてはいかがでしょうか。
英語に対するイメージでは、ポジティブとネガティブの対照が伺えます。
英語が好きな人であれば、常に誰か相手がいる状況でのコミュニケーションを想定します。
一人で使うものでなく、友人や仲間・会社の同僚など相手との英会話で日々楽しさを感じられるのが理想ですね。
対して英語が嫌いな方は、強制的にやらされている感じが出ているでしょう。「とりあえず必要だから」「TOEICを周りが受けているから」など、能動的な意欲がないとマイナスな印象が続いてしまいます。
英語に触れる時のイメージ・認識も英語が好きな人・嫌いな人で違いが出ます。
英語が好きな人は慣れもあり、自然と英語のまま認識できます。
例えば、「Do you have anything to write? 」と聞かれた場合、すぐにペンを探して渡すことができるでしょう。「anything to write(何か書くもの)」を日本語で置き換えなくても、英語で言われことをそのまま認識します。
一方で英語が嫌いな人は、まず日本語への翻訳で頭を使ってしまいます。「anything to write」はどういう意味なのか…何か自分が書く必要があるのか…など、認識の時点で時間を使ってしまいます。
英語脳の作り方や仕組みを理解できていないと、英語→日本語→英語といった認識の流れになって英語になかなか慣れることができません。
英語が嫌いな人にとって苦痛とも言える暗記学習も、工夫次第では効率良く対策できます。
英語が好きな人は暗記学習だと捉えず、文法や単語を実践的に覚えることで習得が早くなります。
など、アウトプットの活用が上手いですね。
暗記作業で何とか習得するのは非効率なやり方で、英語への苦手意識も強くなってしまいます。
英語が嫌いな方は中学や高校での学習方法を一度忘れて、英語を話すために必要な勉強法を取り入れてみるといいでしょう。
英語学習への目的も、好きな人と嫌いな人で差が出ますね。
「数年後は海外での長期滞在をしたい」目標や「次の転職で年収を200万円上げる」キャリアアップの目的があると、向上心やワクワク感が得られるでしょう。
英語が好きな人は将来の自分を明確にイメージできており、楽しいこと・理想的な生活が英語によって叶うと信じて前進できています。
対して英語が嫌いな人だと、目標や目的を持たずにとりあえず勉強しているケースが多いでしょう。
私生活や仕事において英語を活かす明確な目的もなければ、英語へ期待していることも曖昧になっています。
英語学習で大事な失敗経験も、ハッキリとした違いが見られます。
英語が好きな人は失敗を気にせず、むしろポジティブに捉えているでしょう。自分の英語が間違っていることを気付けば、それは正しい英語を確認できるチャンスです。
はじめから完璧な英語を求めず、少しずつ成長していけば100点満点くらいの感覚で続けていけば、自ずと英語は上達します。
日本の学校教育に引きずられて、完璧な英語スキルを最初から求めてしまうと学習が大変になります。
また、間違った発音・英語表現をすることの恥ずかしさからアウトプットが消極的になるのも、英語が上達しない人の特徴です。
英語が好きな人・嫌いな人の違いを確認した上で、これから英語嫌いを克服する際に必要な対策・勉強法を実践するといいでしょう。
最初からネイティブレベルの英語力を目指すのはとても大変ですが、日常会話レベルの英語スキルならそれほど難しくはありません。以下のポイントをおさえておけば、英語嫌いの印象も少しずつ薄れていくはずです。
まずは英語の苦手意識をなくして、英語に触れることの習慣化から目指してみましょう。
英語嫌いをなくすためには、進んで学習したくなるような意識付けが大事になります。自分が普段からしていることや趣味を、英語と結び付けるとモチベーションが上がります。
自分の好きなことをグローバルな視点で置き換えてみるといいでしょう。
普段から英語を使うことで、少しずつ興味関心が生まれてきます。これまで英語の独学が無理で難しいと感じていた人でも、英語が好きになれば率先して学べるようになります。
無理に英語を上達することへ意識するのではなく、英語嫌いの方は「自分は英語をどう使う・スキル習得するのが楽しいのか?」模索することを優先に、試してみてはいかがでしょうか。
英語嫌いの克服では、直近の目標から徐々に達成することが効果的です。そのためには、独学の基本や自身の英語レベルなど確認するべきでしょう。
初心者にありがちな失敗で、間違った英語の学習法を続けるのは避けましょう。中学・高校のテスト対策でやってきたような暗記や、英語の聞き流しなど取り組んでも英会話スキルに結び付かない方法もあります。
自分流の独学を続けるよりも、英語を話すために必要なトレーニング・知識をはじめに確認しておくのが確実で、英語初心者にとって最初の目標となります。関連記事で、英会話を始める際に知っておくべきことや英語の勉強の仕方が分からない時の対策をご確認いただけます。
自分の英語レベルを確認することも、初期段階で必要なことです。「大学まで出たのだからTOEIC600点くらいは取れるだろう」と過信したところ、実際は400点くらいしか取れず英語基礎から学び直すケースも大いにあります。
客観的なレベル診断ではTOEICが使えるほか、無料でのレベルチェック方法もあります。関連記事で紹介していますので、自分の英語レベルを早速確認してみてはいかがでしょうか。定期的なレベルチェックにより上達も実感して、英語の学習モチベーション向上に役立ちます。
英語が好きになるためには、学習の習慣化が効果的です。英語が嫌いという場合には無理に1日2~3時間勉強するより、隙間時間で10~20分ずつコツコツ続ける方が効果的でしょう。
英会話学習の目標・計画を立てる方法を参考にした上で、まずはどれくらいの学習レベル・時間から続けるのが現実的なのか決めてみるといいですね。
ある程度英語の基礎を理解できた段階で、オンライン英会話の活用も効果が出ます。
中級者レベルになると、アウトプットのスキル対策が重要です。英語表現や発音など独学では難しくなってきたら、プロの英会話講師からレッスンを通してアドバイスをもらうと上達しやすいですね。
英会話レッスンでは会話練習のほか、個人のカリキュラム・勉強法が相談できる環境が望ましいです。自分に合った勉強・学習対策を提案してくれる英会話スクールは特に信頼できるでしょう。
また、オンライン英会話ではネイティブ講師による本格的なレッスンを希望する方もいますが、英語初心者は日本人講師の方が勉強しやすいです。
などのメリットがあり、バイリンガル講師に教えてもらうことで英語嫌いの克服もしやすくなるでしょう。
英語が嫌いな人にとって、本記事をきっかけに学習への第一歩を踏み出していただけますと幸いです。大事なポイントを最後にまとめました。
英語を話せるという成功体験で、苦手なイメージも払拭されるでしょう。英語初心者におすすめの勉強法を以下記事でも詳しくご紹介していますので、こちらもぜひご参考ください!
Aloha English英会話の専門家が
英語学習のお悩みや目標をヒアリングし、
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担当者がじっくり日本語でお話をお伺いします。
英語で話すことが苦手な方はぜひご相談ください。
英語の聞き取りに関するお悩みもご相談できます。
英会話力を上げるための方法についてもご相談できます。
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