英語で話したい初心者ガイドライン|外国人と25分話すための手順

英語で話したい!でも難しい勉強は嫌だ・・。

あなたは今「英語で話す」ための方法をお探しではないでしょうか。それも難し学習なしで、ビギナー向けの方法を。

英語を話すには1,000〜2,000時間かかるとU.S. Department of State(アメリカ国務省)が調査結果を発表しました。毎日1時間勉強しても5.5年かかる計算です。とても長い道のりですね。

「そんな長い間勉強するなんて無理!」と思った方は、目指すゴールのハードルを下げてみましょう。

とりあえず25分間だけ会話ができるとすれば、実は平均9ヶ月で上達できるのです。もちろんネイティブのような流暢な英語とはいきませんが、外国人と意思疎通ができます。

この記事では英語で25分間話すための手順を解説しました。またなぜ25分間なのかについても説明しています。

どうしても英語が話したいとお考えの方、また英語が苦手とお悩みの方は、この記事を英会話のガイドラインとしてお使いください。学習を始めるキッカケとなれば幸いです。

1.初心者が目指す2つのゴール|難しい勉強は一切なし!

英語を話したい初心者が目指すべきゴールは2つあります。

  1. 英検3級に合格すること
  2. 英語で25分間話せるようになること

なぜこの2つのゴールを目指すべきか、詳しく解説していきます。

1-1.英検3級のテストに合格しよう

○英検3級を目指す理由は会話に必要な知識を網羅できる

英検3級は中学生で習う知識を範囲としたテストです。英検3級の合格は中学英語の習得を意味します。またネイティブ英語の7割は中学英語で成り立っています。

英検テストで学べること

  • 英単語・イディオム
  • 英文法
  • 長文読解
  • ライティング
  • リスニング

英検テストの構成は秀逸で学習者を効果的にレベルアップさせてくれます。英検対策をすることでバランスの良い学習ができるメリットがあります。

○9割の正答率で合格することが望ましい

英検テストは90%以上の正答率を獲得できるように学習しましょう。90%の正答率があれば、英文の作り方がわかり、正しく伝わる英語力を身に付けられます。

実際には英検テストの合格点は約65%です。しかし65%の正答率だと中学英語をマスターしたとは言い切れません。曖昧な知識のままでは、アウトプット練習で躓いてしまいます。だから90%の正答率を目指して学習を進めます。

参考:英検®の合格ラインがどのくらい?受験前に知っておきたいこと

1-2.英語で25分話せるようになろう

○英語で25分話せるメリットはオンライン英会話を利用できること

英語で25分話す目的はオンライン英会話(外国人レッスン)を受講することです。外国人レッスンとはオンライン英会話で外国人と英会話をするレッスンです。

大きなメリットは1ヶ月1万円代でレッスンが受け放題ということです。値段も抑えることができ、かつ学習量も確保できます。だから英語で25分話せると、コスト面だけでなく学習効率も大幅に上がります。

オンライン英会話|月20回まで受け放題

○25分英語で話せると英会話力は驚くほど伸びる

25分のレッスンを受講できると英会話力は劇的に伸びていきます。アウトプット量と英会話の上達は比例します。英語で話した経験が多いほど、英語力も上達します。

外国人の先生は日本語が通じません。まるで海外留学をしたかのような、本場の英語を学ぶチャンスです。英語25分間レッスンの大きなメリットは、上達期間を大幅に短縮できるのです。

オンライン英会話に大切な事前準備

2.英語力を無理なく伸ばすビギナー向け学習手引き

2章では英語を話すための学習手順をお伝えします。以下の順序で学習を進めてください。小難しい学習は全て排除しました。初心者の方でも無理なく上達できる方法です。

  1. 英語発音トレーニング
  2. 中学英語のやり直し
  3. 英会話の練習
  4. 英語ライティングに挑戦

この順番で学習を進めてください。一つ一つ順序よく進めることが大切です。

では詳しく解説していきます。

2-1.英語発音トレーニング|英語に慣れよう

○ネイティブ発音でABCを発音してみよう

ネイティブ発音でABCを発音することは意外と難しいのです。日本ではABCを「エー・ビー・シー」と発音します。しかし実際の発音は「エイ・ビー・スィ」と発音します。

フォニックスという発音ルールはご存じでしょうか。

動画にある通り、アルファベットの正しい読み方を学べるのがフォニックスです。ABCの発音を練習するだけで、英語発音は上達します。フォニックスを学びながら、英語発音の練習から始めてみましょう。

英語発音のコツは口(唇・舌)の形

○リエゾンを使ってネイティブ発音を真似してみよう

問題です、以下の英文はネイティブはどのように発音するでしょうか?

Can I have a bit of egg?

ネイティブ発音の特徴にリエゾンという発音方法があります。単語と単語を連結させて発音する方法です。私たちが知っている音とは違う聞こえ方になります。

発音の音を知らないと、英語の聞き取りはできません。リエゾンはローマ字読みが理解できれば、簡単に真似できます。

リエゾンに関する発音の3変化」の記事にて詳しい解説と練習問題を紹介しています。練習問題に沿って、ぜひ真似してみてください。

2-2.中学英語のやり直し|知識をインプットしよう

○中学1〜2年生の知識があれば会話は成立する

中学英語を理解できれば英語は話せます。ネイティブスピーカーも基礎文法、つまり中学で習う文法を使って話します。特に中学1-2年生で習う知識があれば、英語での会話が成立します。だから初心者の方は中学英語から学習をスタートさせると良いでしょう。

英語の文法を効率的に学ぶための順番

○英会話に必要な5つの英文法から復習しよう

中学英文法と言っても全部で42項目あります。この42項目から最低限必要な英文法を5つ選びました。全て網羅するとなると、時間がかかります。まずは以下の5つから始めると初心者でも無理なく学習ができます。

  1.  B動詞
  2. 一般動詞
  3. 第三文型SVO
  4. 時制
  5. 疑問文の作り方

これら5つの英文法が理解できたら、実際の会話で使う練習をします。たった5つの英文法ですが、上手に活用すれば25分間の英会話は成り立ちます。

英会話に必要な5つの英文法まとめ

2-3.英会話の練習|知識をアウトプットしよう

○日本人同士でゆっくり会話をしてみよう

英会話は日本人同士でも練習ができます。英会話スクールに通っていれば、日本人講師が丁寧にリードしてくれます。もしお友達同士であっても、会話練習はできます。

英会話のコツは時間を設定して、その時間内は英語Onlyで話すルールを設定することが肝心です。

例えば、15分間は英語だけ、と設定します。お互いの伝えた事が正確に伝わっていたか、練習後に日本語で振り返りをしましょう。ルールを決めて会話をすれば、お友達同士でも英会話の練習が可能です。

○初心者でも楽しい会話のトピック8選

英会話の練習をする際に難しいトピックを選ぶのは禁物です。簡単なトピックから話し始めることがポイントです。初心者でも無理なくできるトピックを8つ選びました。

  1. 自己紹介
  2. 他己紹介
  3. 趣味の話
  4. 仕事の話
  5. 最近の出来事
  6. 普段の天気の話
  7. 日本と海外の文化
  8. 日々の英語学習

初心者でも取り組みやすい話題ですので挑戦してみてください。

コツは自分の意見を伝えたあとに、必ず質問で終わることです。質問で終わることで、会話のキャッチボールが成立します。

2-4.英語ライティングに挑戦|レベルアップしよう

○英語ライティングは結論ファースト。PREP法を使って書こう

英語でライティングするときは、必ずPREP法を使いましょう。英語では結論ファーストという話す決まりがあります。その決まりに沿って書くことが重要です。

PREP法の書く順番

  • Point:結論
  • Reason:理由
  • Example:例・補足
  • Point:再結論

この順序で書くことで伝わる文章が書けるようになります。

PREP法とは?相手に伝わる「わかりやすい」説明の構成

○80文字から160文字で書くと中級者へレベルアップできる

中級者へレベルアップするには文字数を80-160文字で書くことをおすすめします。80〜60文字の量で文章が作れると、30〜60秒のスピーチ力が身に付きます。

早口で80文字を音読すると約30秒かかり、160文字では60秒ほどかかります。30秒〜60秒で話したいことをまとめると、英語で話す力が大きくレベルアップします。

またPREPに沿って話せば、相手に過不足なく情報を伝達できます。ライティング学習は話す内容をボリュームアップさせるには最適の勉強法なのです。

英語のライティングは独学できる!

○ジャーナリングという学習方法が効果的だ

ジャーナリングとは予め用意したトピックについてライティングする学習方法です。ジャーナリングをすることで、話せる話題が増えます。

ジャーナリングの手順

  1. トピックについて書く
  2. 英語の添削をする
  3. 音読練習をする
  4. 丸暗記する

この手順に沿って20トピックほど学習してみましょう。会話で使えるトピックが増えます。ライティング学習とスピーキング学習の相乗効果が出るので、効果的かつ効率的に学習ができます。

ジャーナリングの効果的な学習手順を解説

3.成果が出るまで期間は6ヶ月|効果が出るまで継続しよう

学習を開始して「英語に少し自信が持てたぞ」と感じるまで、約6ヶ月ほどかかります。それまでは頑張って学習を継続しましょう。

  1. 学習リズムをつける方法
  2. 勉強が捗る環境を手に入れる方法
  3. 成功事例からモチベーションを上げよう

6ヶ月学習を続けることは大変です。継続するためのコツと学習の成功事例をご紹介します。英語力がゼロの方でも必ず上達します。

では一つずつ解説していきます。

3-1.週3回・1回1時間を努める|学習にリズムをつけよう

○まずは生活時間を見直そう

1週間の生活時間を書き出しましょう。その中から英語学習ができる隙間時間を探します。1日1時間集中できる時間がベストです。

例えば、朝起きてから仕事へ行く前の1時間を朝活として使用している方もいます。またリモートワークの方であれば、お昼時間を活用して学習されている方もいます。1回1時間・週3回学習ができるように、生活時間の見直しをしましょう。

○隙間時間を活用した勉強で効率的に

週3回・1回1時間の学習習慣が身についた後は、細かな隙間時間も利用しましょう。10分15分でできる学習がおすすめです。

短い時間でできる学習

  • 英単語の暗記
  • イディオムの学習
  • 英語ニュースを聞く
  • ストーリーを音読する
  • 英語で日記を書く
  • ジャーナリングをする
  • 英語発音の練習をする
  • 英語で独り言をいう

たった15分でも毎日積み重なれば、大きな効果を発揮します。通勤時間や休憩時間を利用して、効率的に勉強してみましょう。

○自分がわかるレベルの学習を繰り返そう

自分でもわかるレベルの学習を繰り返すことが重要です。難しい学習を続けても、勉強している気になるだけで、何の効果も得られません。

例えばTOEIC対策・英語の聞き流し・難解な単語勉強などです。書店に並んでいる難解な参考書は、初心者にとって魅力的に映ります。しかし難しい参考書を選ぶのは禁物です。中学1・2年生くらいの簡単な学習を選びましょう。重要なのは中学英語をまずマスターすることです。

3-2.英語学習を習慣化させる|学習環境を整えよう

○お気に入りの場所で決まった時間に学習すると捗る

お気に入りの場所を見つけて、学習を習慣化させましょう。同じ時間・同じ場所で学習をすると、学習を習慣化できます。例えばお気に入りのカフェで夕方18時から17時まで1時間だけ学習するなどです。私は静かな図書館がお気に入りの場所でした。1時間とはいえ、集中すると3時間くらい捗ることもあります。

○1人で継続できないなら英会話スクールを利用しよう

もし1人で学習習慣が身につかないようなら、英会話スクールを利用しましょう。英会話スクールでは学習内容だけでなく、学習の進捗なども管理してくれます。またお金を払うことで、上達しないと困る!、とプレッシャーがかかります。そのため自発的に勉強することができます。

極端な例ですが、100万円かかる痩せられるサービスを契約して、何もしない人はいませんよね。習い事にお金の投資をすることで、学習を継続させる役割もあります。

3-3.6ヶ月で上達した事例|モチベーションをあげよう

英語が話せるようになった生徒さんの事例

○英語力ゼロからでも25分英語で話せるようになった事例はたくさんある

英語力がゼロから始める初心者の方でも、26分を目標に英語が話せるようになった例はたくさんあります。

学習のポイントは暗記学習(インプット)と会話練習(アウトプット)のバランスを3対7で学習することです。必要最低限の英文法・英単語を器用に会話で使える練習をすると、会話が成り立ってきます。

ここでご注意頂きたいのが、英語が話せる=英語がペラペラ、ではないことです。間違いのあるたどたどしい英語だが、なんとか会話が成立するレベルです。

○6ヶ月学習を継続できれば必ず成果は実る

6ヶ月間学習を継続すれば必ず上達します。そのためには自分に合った学習プランで、週3回1回1時間をコツコツ続けることが大切です。

暗記学習(インプット)だけにとらわれず、アウトプット練習もかかさずに。トラベル英語レベルとまではいきませんが、簡単な道案内レベルの英語はできるようになります。まずは6ヶ月学習を継続するための計画を練ってみましょう。

4.英語力ゼロの初心者でも今すぐできる3つのこと

4章では「英語で話したい」と願うあなたが、今すぐできる3つのことを紹介します。

  1. 目標設定
  2. 自己紹介文の作成
  3. 質問リストの準備

この記事では25分英語で話すことをゴールとしています。この記事を読みながら、今すぐトライしてみてください。

では詳しく解説していきます。

4-1.目標を設定しよう

○目標設定が大事な理由は具体的な学習「方法・期間・量」を明確にすること

目標設定はとても大切です。なぜなら目標を設定することで、具体的な学習をプランニングすることができます。どんな方法(How)でどのくらいの期間(How long)どのくらいの量(How much)学習をすれば目標達成できるのか、筋道を立てることができます。

例えば、海外旅行で通じる英語マスターが目標なら

  • 中学英語の復習を6ヶ月(週3回1回1時間)
  • 英会話の練習を3ヶ月(週3回1回25分)
  • ホテル・空港で使う英語のロールプレイを3ヶ月(週3回1回25分)

計画通りに進めれば、約9ヶ月で目標達成が可能となります。また具体的な計画があれば、学習方法で悩むこともありません。

当スクールで最もお悩み相談が多いのが、「学習方法がわからない」というお悩みです。目標設定をすることで、具体的な学習プランを計画することができます。

○たった1記事を読むだけで目標設定から学習プランまで計画できる

英会話の目標を設定する方法」の手順に沿って頂ければ、目標設定から学習プランまで計画することができます。今まで286件の英語カウンセリングを行って、多くの人の目標を伺いました。それを13カテゴリーに分けました。9割以上の方はいずれかの目標に当てはまるはずです。

自分の目標に一番近い項目を選びながら読み進めれば、具体的な学習プランを手にすることができます。ぜひご一読くださいませ。

4-2.自己紹介文を作成しよう

○まずは自分のことを英語で表現できるようになろう

英会話の最初のステップは自己紹介から始まります。しっかり自己紹介を準備することが大切です。いざ自己紹介をしようとしても、「何を言えば良いのだろう」と悩んでしまう方も少なくありません。

さまざまなシチュエーションを想定した自己紹介を準備しておくと「いざ英語で話すぞ!」となった時に便利です。

○いきなり英語で考えない!日本語で書いてから英訳する

自己紹介文を作るときは、いきなり英語で考えないことがポイントです。英語から考えると、頭がパニックになり、言葉に詰まってしまうものです。日本語で自己紹介の内容をリストアップしてみましょう。

上記の例のように日本語から自己紹介をリストアップしてみましょう。

もし可能であれば、自分の力で英語にしてみてください。また難しい方はGoogle翻訳を英訳を作る参考にしても良いですね。また「英語の自己紹介でよく使うフレーズ」を参考にフレーズを考えてみてください。

4-3.英語で質問リストを準備しよう

○会話相手を想定した質問リストがあれば25分会話は続く

会話は話し相手と言葉のキャッチボールです。「自分の言いたいこと⇨相手への質問」から「相手が答える⇨相手が自分へ質問する」のように、まずは約束組み手のように会話を進めていきます。

そこで質問リストが重要になります。話し相手を想定して、質問したい内容をリストアップします。質問をしっかり準備することで、会話のキャッチボールがスムーズにできるようになります。

5W1Hの質問で途切れない英会話

○想定できる質問を日本語でリストアップして、英訳しよう

想定できる質問を日本語でリストアップしていきます。いきなり質問を考える前に、会話するであろう相手を必ず想定しましょう。今回の例では英会話の先生(フィリピン出身)を想定しながら質問をリストアップしていきます。

会話相手=英会話の先生(フィリピン出身)

  1. あなたのお名前はなんですか?
  2. どこの国出身ですか?
  3. あなたの国の食べ物について教えてください。
  4. フィリピンの観光スポットについて教えてください。
  5. あなたのお仕事はなんですか?
  6. あなたの家族について教えてください。
  7. あなたの趣味はなんですか?
  8. お休みの日は何をしていますか?
  9. 映画は好きですか?
  10. 何の映画が好きですか?
  11. 音楽は好きですか?
  12. 何の音楽が好きですか?
  13. 海外旅行は好きですか?
  14. 日本に来たことはありますか?
  15. 日本食は何が好きですか?

質問は15個以上リストアップしておくと、初めての会話でも安心できます。「Please tell m your favorite ○○:あなたのお気に入りの○○を教えてください」や「Do you like ○○?:○○は好きですか?」など簡単な構文を使って、質問を英語にしていきましょう。

英語の疑問文を様々なパターンで作るコツ

5.いざ英会話に挑戦しよう!無料で英会話をお試しする方法

最後の章では英語で話す環境についてお話をしていきます。安心した状況で英語を話すには、やはり英会話スクールが最適です。

しかし入会となるとお金がかかります。そこで体験レッスンを利用してみてください。

  1. 英会話スクールの無料体験レッスンとは
  2. 体験レッスンを受講する上での注意点

「英語で話したい」とお考えなら、ぜひ挑戦してみてください。学習のモチベーションにも繋がります。

では5章について解説をしていきます。

5-1.英会話スクールの無料体験レッスンに挑戦しよう

○英会話スクールの無料体験レッスンで英語で話す経験ができる

英会話スクールの体験レッスンはとても有益な経験ができます。スクールにもよりますが、レベル分けテストや日本人・外国人の先生と短い会話が体験できます。

初めての英会話が心配という方も多いかと思います。しかし「思ったほど怖くなかった!」と当スクールの体験を受講された方からありがたい感想を頂きます。

○日本人講師がいるスクールを選べば初心者でも安心できる

オンライン英会話などは外国人の先生が担当するスクールもあります。いきなり外国人の先生だとハードルが高いと感じる方は日本人講師がいるスクールがおすすめです。受講者のレベルに合わせて英語でゆっくり話してくれます。受講者が困っているときは、日本語でサポートしてくれます。

5-2.無料体験レッスンは3つのことに注意しよう

○冷やかし目的で無料体験レッスンをハシゴするのはやめよう

無料体験レッスンだけを目的にレッスン受講をするのはやめましょう。事前にスクールの下調べをして、「ここなら入会しても良いかも!」というスクールの体験レッスンのみを申し込みましょう。

無料レッスンだけを求めて受講するとスクールに迷惑がかかります。さらに毎回同じ会話が続くだけなので、上達も見込めません。冷やかし目的での無料体験レッスンをハシゴするのはやめましょう。

○スクールの下調べなしで申し込むのはやめよう

体験レッスンを受講する前は必ずスクールの下調べをしましょう。具体的に調べておくと良いのが以下の14つです。

①カリキュラム

  1. 資格テスト向き
  2. 会話形式
  3. ディスカッション形式
  4. プライベートレッスン

②サポート体制

  1. 日本人講師
  2. 外国人講師
  3. ネイティブ講師
  4. チューター

③月々の費用

  1. 月謝制度
  2. 一括払い
  3. 年間契約

④受講の時間帯・予約方法

  1. 土日に開校しているか
  2. 朝の何時から夜の何時まで
  3. 予約の簡便性など

英会話スクールでは契約期間が定められています。主に「6ヶ月・12ヶ月・24ヶ月」で長期的に契約するサービスがほとんどです。たまに月謝制を採用しているスクールもあります。

体験レッスンを受講する前は、必ずこれら14チェック項目を確認しましょう。

ビジネス英会話スクール選びで失敗しないための32のポイント

○無理やりな勧誘があっても丁寧に断ろう

英会話スクールの決まり文句が「当日入会キャンペーン」です。

このキャンペーンは魅力的なものが多く、大きな割引を獲得するチャンスです。しかしよく考えず契約をするのは危険です。事前にしっかり調べてから、契約を考えましょう。

お気に入りのスクールを3つほどに絞ります。そのスクールを3つ全部試してから決めましょう。

「○○スクールと迷っている、あと1週間ください」と伝えると、待ってくれるスクールもございます。無理やりな勧誘があっても、丁寧に対応すればわかってくれます。それでも無理にセールスするスクールはあとで後悔しますので、絶対に断りましょう。

6.まとめ

この記事でご紹介した方法で学習をすると、初心者のあなたでも英語が話せるようになります。もちろん流暢な英語ではなく、ギリギリ相手に伝わる英語力です。それでも25分間英語で話せたら、きっと世界が変わるはずです。

あなたの目標達成に向かって大きな一歩を踏み出せるはずです。最後に、ここでお伝えした手順をもう一度確認しておきましょう。

①初心者が目指す目標は2つ

  • 英検三級の合格
  • 25分間英語で話せるようになる

②英語力を伸ばすビギナー向け学習方法

  • 発音トレーニング
  • 中学英語のやり直し
  • 英会話の練習
  • ライティング学習

③成果が出るまでの期間は6ヶ月

  • 週3回1回1時間の学習
  • 英語学習の習慣化
  • 英語力ゼロでも上達できる

④英語力ゼロの初心者が今すぐできること

  • 目標設定
  • 自己紹介文の作成
  • 質問リストの準備

⑤英会話に挑戦する

この学習方法は従来の暗記に頼った方法ではありません。アウトプットがメインの学習です。いざ行動してみると「楽しい」と感じて頂けるはずです。

少しでも英語が話せるようになると、英語への苦手意識がなくなってきます。長年英語を話したいと夢見てきた人の、重要な第一歩となるはずです。

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記事の監修者情報

【松本兼頌(Matsumoto Kensho)】

英会話コーチング歴は10年以上。これまでに300人以上の英会話学習者をサポートし、スピーキング力の向上や転職成功といった多くの成果を実現してきました。特に、初心者が陥りやすい失敗や学習のつまずきポイントを熟知。その経験をもとに、「どうすれば英語が話せるようになるか」を具体的かつ実践的に解説しています。日常英会話からビジネス英語まで幅広く対応し、スピーキング・発音・リスニングに重点を置いて監修しています。

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