報酬を意味する英単語はどれを使えば良いのだろう?
海外の方へ報酬を支払う時に、ひとこと英語で言えたら・・、と思いませんか。辞書で「報酬」と調べると候補がたくさん出てきて、どれを使えば良いのかわかりませんよね。
芸能人が使う「ギャラ」という表現、これは和製英語で通じない言葉です。ギャラは元々はギャランティーという言葉からきているのですが、報酬という意味はありません。
報酬を英語辞書で調べると、6種類も英単語があります。業界や契約の種類で、ネイティブは単語を使い分けています。この記事では6種類の報酬を表す英単語を使い分ける方法について解説します。
さらに専門的な「報酬」を表す表現やお金に関するその他の英語表現も紹介しています。ビジネスで海外の方とやりとりをしなくてはいけない方、必ず役に立つ内容です。
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テレビ番組などを見ているとよく耳にする、ギャラ。芸能人の方々が「~局ののギャラは最高に良かった!」や「~はギャラが安い」なんてテレビでよく話しています。
日本語のギャラは主に、芸能人などに支払われる報酬や出演料、の意味で使われます。逆にノーギャラと言うと無報酬でお金を受け取らずに仕事をすることをさします。
ギャラは和製英語で、海外では通じない言葉の1つです。ギャラの由来は「ギャランティー」を略した言葉からきている。英語で「guarantee」又は「guaranty」とつづります。意味は動詞として使われる場合は「保証する・確約する」。名詞として使われる場合は「保証人・保証金・契約保証」。
しかし「報酬」として使われることはありません。日本語で使われているギャラは、保証金を意味した「guarantee」が語源となっている思われます。
報酬を国語辞典で引くと、以下のような意味がでてきます。
労働や仕事・骨折りなどに対する謝礼の金銭・物品。お礼。返礼。
この意味に最も近い英単語は”Reward”です。しかし場面や支払い形態によって、微妙にネイティブは使い分けて表現します。報酬を表す6つの英単語の使い分けを詳しく解説していきます。
Rewardが日本語で使われる「報酬」に1番近い言葉です。サービスや努力への対価。達成したことに対する評価としての報酬の意味として使われます。
リミューネレイションと発音します。Rewardをお堅い表現にした単語です。意味はRewardと同じです。使うポイントは大きなお金がからむ時に使われます。書き言葉で特に使われる傾向です。
対価として支払いをする報酬を表現する際に、Feeを使います。特に弁護士や医者などへの専門職や授業料などに対する報酬をさす場合に使います。
Paymentは報酬という意味も確かにありますが、会社からもらう「お給料」という意味として使われることが一般的です。毎月保証されて支払われるものにPaymentがよく使われます。
Bountyは報酬・賞金・報奨金などを表し、指名手配犯を捕まえた時に支払われるお金です。賞金稼ぎのことをBounty Hunter(バウンティ・ハンター)と表現します。
Awardは賞金・賞品などをさします。大会やコンペで勝利した時にもらえる賞金・商品をAwardと表現します。
上級者向けのビジネス英単語を紹介します。
専門的な英語表現を知りたい方、ぜひ参考にしてください。では解説していきます。
Incentive reward
営業で結果を出した時によく使われるインセンティブ。英語ではRewardと一緒に使われます。営業マンのやる気をあげるために、受注した契約ごとに支払われる報酬です。
Commission
コミッションもよく成果報酬の意味合いで使われますが、インセンティブとは意味合いが異なります。もちろん成果をあげたら支払われる報酬ですが、手数料・仲介料という意味合いで使われます。商品やサービスの決まったパーセンテージをコミッションとして支払われる。これをコミッションと呼びます。
Contingency Fee
コンティンジェンシー・フィーと発音します。とても専門的な用語です。弁護士が依頼に対して成功した場合にのみ支払われる成功報酬のことを指します。日本では手付金として、依頼を成功しても失敗しても支払われることが一般的です。海外では手付金を受け取らない代わりに、成功報酬として報酬をもらう契約があります。通常の手付金を支払うより、金額は高く設定されます。失敗すると報酬は支払われません。ハイリスク・ハイリターン型の契約です。
参考:成果報酬と成功報酬の違い
Exectiveはエグゼクティブと発音し、役員や重役のことを指します。先ほど紹介した報酬の単語と組み合わせて使われます。
Lawyer’s fee
弁護士に支払う報酬をLawyer’s feeと表現します。成功報酬(Contingency Fee)の契約をしない場合の支払い形態のことです。日本では着手金とも呼びます。
Share-based compensation
株式報酬のことをシェア・ベイス・コンペンセーションと呼びます。
たくさん「報酬」に関連する単語を紹介しましたが、どれを使って良いのかわからない。そんな時はRewardかFeeのどちらかを使いましょう。「報酬」という意味はしっかりと伝わります。使い分けを間違えたからといって、致命的なミスコミュニケーションが起こるわけではないのでご安心を。
紹介した英単語を丸暗記しなくては!と感じてしまった方、「英語が難しく感じるのはなぜ?|正しい英語学習方法で難しい英語も簡単に!」を一度ご覧ください。英語学習に関する考えが180度変わるはずです。
▷おすすめ記事:様々な表現ができる基本動詞を解説!
給与に関する英語表現を3つ紹介します。会社で外国人を雇っている場合、以下のいずれかを使ってみてください。
Pay(ペイ):給料
幅広く「給料」という意味で使われます。仕事をした対価に対して支払われるお金、「給料」全般のことをPayと表現します。とても使いやすい単語です。使い分けに困ったら、Payを使いましょう。
Salary(サラリー):月給
毎月安定して支払われる給料のことを指します。知的な職業の給料に対して使われます。年ごとに決まった毎月の固定給のことをSalaryと呼び、サラリーマンの語源はSalaryからきています。和製英語|サラリーマンじゃ伝わらない!?で詳しく紹介しています。
Wage(ウェイジ):賃金
時給、日給、週給など、労働の量に応じて支払われる給料に使う表現です。身体を使う肉体労働に使われることが多いです。バイト代を英語で表現する場合もWageが使われます。ちなみに「バイトって和製英語!?」で紹介していますが、アルバイト通じない和製英語です。
報酬を意味する英単語を紹介しました。
日常会話やビジネスで使える英語です、積極的に会話で使えば効率的に覚えるkとができます。。何度も使って身に付けてくださいね。ビジネス英会話に興味がある方は「ビジネス英会話と日常会話の違いとは?バイリンガルが実践した学習法」の記事も参考になるはずです。
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