「英語学習のモチベーションを維持するのが難しい」
「英語の勉強、なかなか続かない」
このような悩みをお持ちではありませんか?
結論からお伝えすると、モチベーションが続かない主な原因は、学習方法そのものよりも、学習が起きやすい環境であるかどうかにあります。
多くの人は、高いモチベーションを常に維持することそれ自体が成功の鍵だと考えがちです。
しかし、実際はそれとは異なります。
なぜなら、モチベーションは行動を通じてもたらされる達成感や自信によって、自然と維持されるものだからです。
言い換えれば、モチベーションを保てないということは、自分にとってモチベーションを持続させる状況を作り出せていないということなのです。
例えば、「◯時までに報告書を提出しなければいけない」となれば、多くの人は必死に仕上げようとするでしょう。
そして、無事に提出できて上司から評価されれば、その達成感が仕事へのモチベーションをさらに高めることになります。
つまり重要なのは、「モチベーションによって行動する」のではなく「行動することでモチベーションを維持する」という考え方、「自力でモチベーションを維持する」のではなく「モチベーションを維持しやすい環境を作る」という発想です。
そこで、この記事では、モチベーションを維持する環境作りに役立つ5つの方法をご紹介します。
これらの方法を実践することで、あなたも持続的な英語学習の習慣を築くことができるはずです。
1. 英語の試験を申し込む 2. 英語の試験で〇〇点を取るとまわりに宣言する 3. SNSで英語学習のコミュニティに参加する 4. スマホの言語設定を英語にする5. 英語を話す相手を見つける |
上記の5つの方法について、それぞれどのように実践すればよいのか、記事内で具体的かつ詳細に解説しています。
どれも、すぐにでも実践できる方法ばかりです。
英語学習のモチベーションを維持し、着実に上達していきたいと考えている方は、ぜひこの記事を最後までお読みください。
きっと、あなたの英語学習を変える新しい発見があるはずです。
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英語学習のモチベーションを保つために一番重要なことは、「外部からのポジティブなプレッシャー」や「英語に接する機会の充実」を通じて行動に、ひいては達成感につながるというサイクルが回るような環境作りです。
なぜなら、今日も英語を学習した、英語に接することができたという達成感こそが、英語学習のモチベーションを保つ鍵となるからです。
実は、達成感とモチベーションとはとても深い関係があります。
達成感を得られると、快感ホルモンとも呼ばれる「ドーパミン」が脳内に分泌されて気分が良くなり、モチベーションも高まるのです。
しかし、達成感を得るためには行動しなければならない一方で、意志の力だけで行動し続けるのは容易ではないため、自然と行動が起きるような環境を整えることが大切になってくるのです。
心理学者のK.レヴィンが提唱した「場の公式(field theory)」によれば、人の行動はその人自身とその人を取り巻く環境が相互に作用することで生まれます。
この理論を英語学習に当てはめるならば、学習者自身の英語学習に対する姿勢だけでなく、英語学習という行動がより身近でより必要となるような環境に身を置くことも欠かせないということです。
モチベーションには波があるからこそ、達成感につながるような行動が自ずと起きる環境を作ることが大切です。
では、達成感を得られるような行動を続けるための環境は、具体的にどう整えればいいでしょうか。
以下の表にまとめた5つの方法は、モチベーションを維持する環境作りのためにできることです。
【モチベーションを維持するための環境作りの方法】
環境作りの方法 | 各方法から生まれる変化 |
<外部からのポジティブなプレッシャー> 英語の試験を申し込む | ・必然的に学習せざるを得ない状況になる ・学習時間を割り出して日々の学習行動がわかる |
<外部からのポジティブなプレッシャー> 英語の試験で〇〇点を取るとまわりに宣言する | ・周囲の期待を裏切らないよう自らにプレッシャーがかかる ・周囲の励ましやサポートが受けられる |
<英語に接する機会の充実> SNSで英語学習のコミュニティに参加する | ・孤独を感じずに学習を続けられる ・悩みや疑問を共有し、アドバイスをもらえる ・新しい学習方法などの情報が得られる |
<英語に接する機会の充実> スマホの言語設定を英語にする | ・無意識のうちに英語に触れる機会が増える ・英語を身近に感じられ心理的なハードルが下がる |
<英語に接する機会の充実> 英語を話す相手を見つける | ・コミュニケーションが成立すると自信がつく ・コミュニケーションをとる楽しさがわかる ・フィードバックが受けられる |
特に注目すべきは、「英語の試験を申し込む」と「目標をまわりに宣言する」という2つの方法です。
これらは「やらなければ」という状況を生み出し、自分自身にポジティブなプレッシャーを与えるため、もっとも高い効果が期待できます。
まずは、上の2つの方法から始めてみることをおすすめします。
そして、3つ目、4つ目、5つ目の方法を組み合わせることで、自ずと行動につながり、行動が習慣化して達成感が生まれ、モチベーションを維持できます。
自分に合ったペースで、徐々に取り入れていくことで、ストレスなく取り組めるようにしてください。
どのように環境を作ればいいか、次章からさらに詳しく解説していきます。
まずは、英語の試験に申し込んでみましょう。
これこそが、モチベーション維持のもっとも効果的な方法です。
なぜ、試験の申し込みがそれほど効果的なのでしょうか?
その理由と実際に行動するための環境作りのポイントを解説します。
英語の試験を申し込むと学習モチベーションを維持できる理由は、2つあります。
ひとつずつ詳しく説明します。
英語の試験に申し込むことで、試験日までに覚えなければいけないという明確な期限が設定されます。
これによって、学習の先延ばしを防ぐことができ、計画的な勉強が可能になるのです。
例えば、3ヶ月後に試験がある場合、「3ヶ月以内にこのレベルに到達する」という具体的な目標ができます。
そうすることで、日々の学習計画を立てやすくなり、「今日は30分勉強しよう」「今週は文法を集中的に学ぼう」といった具体的な行動につながります。
試験に申し込むことで、今やらなければならないことがわかり、ポジティブなプレッシャーがかかります。
それこそ、勉強を続ける力になるのです。
英語の試験に申し込むことで、「いつまでにどのレベルまで到達すればいいのか」が明確になり、それに合わせて学習計画を立てやすくなります。
例えば、3ヶ月後のTOEIC試験で600点を取ることを目標とし、リスニングとリーディングが弱いと認識している場合を考えてみましょう。
この場合、リスニング力向上のためにディクテーション(聞き取って書き取る学習方法)を取り入れ、リーディング力向上のために時間を計りながら長文を読む練習を行うといった具体的な学習方法を選択できます。
このように、試験という明確な目標があることで、具体的かつ効果的な学習計画が立てられます。
結果として、目標達成に向けて着実に行動を重ねることができ、達成感を得られてモチベーション維持につながるのです。
英語の試験に申し込むという環境作りの方法のポイントは2つあります。
これら2つを押さえておけば、毎日のやるべきことが明確になり、ポジティブなプレッシャーを感じられます。
それでは、実際の環境作りのポイントを見ていきましょう。
まず、自分の目的に合った適切な試験とレベルに申し込みましょう。
自分の目的に合わせて選択することで、モチベーションを維持しやすく、また将来的なキャリアにも直結します。
就職や転職、昇給など、キャリアアップを目指すなら、多くの企業で求められている英検またはTOEICがおすすめです。
一方、留学を考えている場合は、希望する国に応じてTOEFLかIELTSを受けると良いでしょう。
目指すレベルは、英語初心者の場合、以下の「スコアの目安」で示した英語初心者レベルからはじめて、最終的には、履歴書に記載できるレベルや留学できるレベルを取得したいですね。
【日本で受けられる英語の試験】
試験名 | 特徴 | 向いている人 | スコアの目安 |
---|---|---|---|
英検(実用英語技能検定) | 日本でもっとも受験者数の多い英語検定試験 | ・就職・転職活動中の人 ・仕事での基本的な英語力を示したい人 | ・英語初心者、準2級 ・履歴書記載の場合、2級以上 |
TOEIC® Test | ビジネス環境での実用的な英語力を評価する試験 | ・就職・転職活動中の人 ・企業での昇給や昇進を目指す人 | ・英語初心者、400点 ・履歴書記載の場合、600点以上 |
TOEFL iBT® test | 主にアメリカやカナダの大学・大学院への入学を目指す人向けの英語能力試験 | ・海外留学を考えている人 | ・英語初心者、42点 ・大学留学の場合、80点以上 |
IELTS | イギリスを含む多くの英語圏国家で受け入れられている英語能力試験 | ・海外留学を考えている人 ・海外就労・移住を目指す人 | ・英語初心者、3.0 ・大学留学の場合、6.0以上 ・就労ビザの場合、5.0以上 |
日商ビジネス英語検定 | 日本商工会議所が実施するビジネス英語検定試験 | ・ビジネス英語力を証明したい人 | ‐ |
GTEC | ベネッセコーポレーションが開発した英語力試験 | ・ビジネスシーンで英語を使う必要がある人 ・グローバル企業で働くことを目指す人 | ・英語初心者、565 ・履歴書記載の場合、1000以上 |
TEAP | 大学入試センターが実施する英語力試験 | ・大学受験生 | 大学による |
ケンブリッジ英語検定 | イギリスのケンブリッジ大学が主催する英語能力試験 | ・海外留学を希望する人 ・国際的な資格を取得したい人 | ・英語初心者、KET ・大学留学の場合、CAE以上 ・国際的な資格の場合、FCE以上 |
CASEC | 株式会社教育測定研究所が開発・運営する試験 | ・実用的な英語力を証明したい人 | 履歴書記載の場合、600~650点以上 |
自分の現在の英語力と将来の目標を考慮し、適切な試験を選ぶことで、効率的かつ効果的な英語学習が可能になります。
最終的には、履歴書に記載できるレベルや留学に必要なスコアの取得を目指しつつ、今の実力で目指せる試験に申し込みましょう。
試験に申し込んだら、必要な学習時間を逆算して計算します。
例えば、3ヶ月後のTOEICで100点アップを目標にする場合を見てみましょう。
Oxford University Pressのデータによると、100点アップには約225時間の学習が必要とされています。
出典:Oxford University Press「A Teacher’s Guide to TOEIC Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success」
つまり、試験まで3ヶ月の場合、次のように学習行動に必要な時間が割り出せるのです。
これによって、学習行動が以下のように計画できます。
【1日2.5時間の学習計画の例】
・朝15分音読する ・通勤時間往復45分で語彙を増やす ・夕方1時間参考書を解く ・寝る前30分英語を聞く |
これらが「必然的に学習せざるを得ないプレッシャー」を生み出し、行動を促します。
そして、実際に行動を起こしたことで達成感が生まれ、モチベーションの維持につながります。
英語の試験に申し込んだら、「〇〇点を取る」とまわりに宣言してください。
こうすることで、やらなければいけない状況がますます強化されます。
宣言することで、あなたの気持ちや周囲の環境はきっと変化し、モチベーションの維持につながるでしょう。
その理由と実際に行動するための環境作りのポイントを説明します。
周りに宣言することで、モチベーションを維持できる理由は、次の2つです。
これによって、自らに行動を促す環境を作り出し、英語学習のモチベーションを高められます。
もう少し具体的に説明します。
英語の試験で目標とする点数を周囲に宣言することで、自分自身にプレッシャーがかかります。
なぜなら、周囲の人々がその目標を知っていることで、自分自身もその期待に応えるために努力しようという気持ちが強まるからです。
例えば、英語の試験を受けることを誰にも伝えず、自分自身しか知らない状況で、受験に備えて学習する場合、「今日は疲れているし、明日頑張ればいいか」とついサボってしまいがちです。
挙句に「今回がダメならまた受験すればいいや」と半ば開き直ってしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、「今度受けるTOEICでは700点を目指す!」などと周囲の人々に宣言すれば、それは背水の陣を敷いたも同然です。
宣言した以上は達成しなくてはと追い込まれ、宣言しなかった場合に比べ、サボりたくなったときにも踏ん張りが効きますし、今回がダメなら次回にという甘い気持ちも起きづらいはずです。
周囲に宣言することで生まれるプレッシャーは、適切に活用することで、英語学習を成功させるための強力な武器になるのです。
ただし、過度のプレッシャーは、英語学習が苦痛に感じられ、楽しさが失われてしまう可能性があります。
無理のない目標を、自分を応援してくれる人に宣言することが大切です。
周囲の人々に自分の目標を宣言することで、彼らから「頑張って!」や「応援してるよ!」といった励ましの言葉をもらえることがあります。
この励ましや応援は、学習のモチベーションに直結します。
さらに、周囲の人々があなたの目標を知っていると、学習に関するサポートを受けやすくなります。
例えば、一緒に勉強する仲間ができたり、勉強方法や資料の情報を共有してもらえたりすることがあります。
こうした励ましやサポートを受けることで、学習のモチベーションを維持しやすくなるでしょう。
「〇〇点を取る」とまわりに宣言するという環境作りの方法のポイントは2つあります。
これらのポイントを意識することで、過度なプレッシャーや予期せぬ問題に直面して、モチベーションが低下することを防げます。
もう少し具体的に見ていきましょう。
無理のない目標を宣言して、自分自身に適度なプレッシャーをかけるといいでしょう。
なぜなら、適度な緊張感で行動せざるを得ない状況を作れるからです。
ただし、過剰なストレスは逆効果になり、パフォーマンスを低下させる可能性があります。
また、あまりにも高すぎる目標を宣言すると、周りの人々はその実現可能性に疑問を抱き、真剣に受け止めてくれない可能性もあります。
宣言するときは、少し頑張れば達成できる目標にすることが大切です。
目標設定がわからないという方は、こちらのスコアを参考にしてみてください。
【各英語試験の目標となる参考スコア】
テスト一覧 | 英検 | TOEIC | TOEFL | IELTS | GTEC | ケンブリッジ英語検定 | CASEC |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初心者 | 準2級 | 400点 | 42点 | 3.0 | 565 | KET | – |
キャリアアップを目指す人 | 2級以上 | 600点以上 | – | 6.0以上 | 1000以上 | FCE以上 | 600~650点以上 |
留学を目指す人 | – | – | 80点以上 | 6.0以上 | – | CAE以上 | – |
英語に苦手意識があり、英語の試験を受けたことがない方は、まず初心者向けの目標から始めてみるようにしましょう。
英語学習の環境作りで「〇〇点を取る」とまわりに宣言するときは、宣言する相手を選ぶことがポイントです。
なぜなら、間違った相手に宣言してしまうと、無関心や否定的な反応をされて逆にモチベーションが低下してしまう可能性があるからです。
まず、宣言する相手は次のような人がおすすめです。
これらの相手は、あなたの目標に対する真剣な意向を理解し、あなたを励ましサポートしてくれます。
逆に以下のような相手に宣言することは避けたほうがいいでしょう。
宣言する相手を慎重に選んで、周囲からのサポートを得ながら、英語学習を効果的に進めてください。
上記の2つのステップで「やらなければいけない」環境ができたら、次はSNSで英語学習のコミュニティに参加してみてください。
コミュニティに参加することで、学習効率がアップして、モチベーションを維持しやすくなります。
ただし、SNSに時間を費やしすぎて、本来の学習時間が減ってしまわないよう注意が必要です。
それでは、コミュニティに参加するとモチベーションが維持できる理由と、その環境作りのポイントを解説します。
コミュニティに参加するとモチベーションが維持できる理由は、3つです。
ひとつずつ、詳しく説明します。
英語学習を一人で黙々と続けるのはなかなか大変ですよね。
そのようなときに頼りになるのが、SNSの英語学習コミュニティです。
同じ目標を持つ仲間と繋がれば、孤独を感じることはありません。
4章「「英語の試験で〇〇点を取る」とまわりに宣言する」で紹介したように、周りに宣言すれば身近に学習仲間ができるかもしれません。
でも、「仕事や家事で忙しい人の時間を奪うのは気が引ける…」と、なかなか連絡できない場合も多いのではないでしょうか。
その点、SNSのコミュニティなら、心配は無用です。
大規模なコミュニティであれば、いつも誰かがアクセスしているはずです。
自分の都合に合わせて気軽にメッセージを送れます。
お互いを応援し合ったりできる仲間がいると、孤独を感じることがなく、英語学習がもっと楽しくなりますね。
そして、コミュニティに参加すると、次のようないいこともあります。
SNSのコミュニティでは、孤独感を解消するだけでなく、悩みや疑問が生じたときに役立つアドバイスを得ることができます。
なぜなら、そこには、あなたと同じように英語学習に奮闘している人たちがたくさんいるからです。
「この単語、どう訳せばいいんだろう?」
「この文法、よくわからない…」
そのような悩みも、コミュニティで共有すれば、きっと解決策が見つかるはずです。
すでに英語学習を成功させている先輩たちも多くいて、彼らの経験談やアドバイスは、あなたの大きな力になるでしょう。
さらにコミュニティに参加することで、もうひとついいことがあります。
最後に、SNSの英語学習コミュニティに参加すると、他のメンバーが様々な学習方法や教材をシェアしてくれるので、新しい発見がたくさんあります。
例えば、「この単語帳がおすすめ!」「このアプリを使えば発音が練習できるよ」といった情報交換を通じて、自分にぴったりの学習方法を見つけられるかもしれません。
また、SNSではコミュニティのメンバーが、成功体験を共有してくれます。
これにより、他の人が使用した教材や学習方法を参考に、自分に合った学習法を見つけやすくなります。
コミュニティに参加することは、自分に最適な学習方法を見つけ、モチベーションを維持する手助けにもなるでしょう。
コミュニティに参加するという環境作りの方法のポイントは、次の2つです。
順番に見ていきましょう。
コミュニティは、自分の目的に合ったものを選ぶ必要があります。
自分に合ったコミュニティを見つけるコツはこちらです。
実際に、Facebookで「英語学習 コミュニティ」と検索すると、いくつかコミュニティが出てきます。
また「英語学習 アプリ」で検索してもいくつかのアプリが紹介されるので、まずは複数のコミュニティに参加してみて、自分に合うものを選ぶといいでしょう。
【英語学習コミュニティ例】
■アプリ Engly:日本最大の英会話コミュニティで英語学習者が英語で投稿 Studyplus:学習管理アプリでSNS機能付き ・日本人が英語を学ぶ会:英語に触れる事・学ぶ事を目的とした会 ・英語好き集まれ! 英会話上達・海外旅行・海外生活・留学 ☆ 情報交換広場:英語に興味がある人が集まって情報共有する会 |
すでにコミュニティに参加している先輩がいたら、どのようににコミュニティを活用しているか、どんなメリットがあるかなど、具体的な話を聞いてみると、より自分に合ったコミュニティを見つけやすくなります。
コミュニティをうまく活用するためには、SNSに費やす時間を制限することが大切です。
なぜなら、せっかく英語学習に時間を割いているのに、SNSについつい時間を費やしてしまい、肝心の学習時間が減ってしまうのは本末転倒だからです。
SNSの利用を効果的に行うためには、目的を明確にし、時間を制限することが大切です。
例えば、「30分学習したら5分間だけコミュニティで質問をする」のように、具体的なルールを決めておくと良いでしょう。
コミュニティをうまく活用することで、学習のストレスを発散し、効率的に英語学習を進められてモチベーションを維持できます。
これはちょっとした工夫ですが、スマホの言語設定を英語にすることもおすすめです。
一見小さな行動ですが、英語学習のモチベーションを維持する効果が期待できます。
その理由と実際に行動するための環境作りのポイントを解説します。
スマホの言語設定を英語にするとモチベーションを維持できる理由は、次の2つです。
それぞれ詳しく説明します。
スマートフォンの言語設定を英語にすると、無意識のうちに英語に触れる時間が増加します。
なぜなら、画面上のメニューや設定が英語で表示されるため、普段の操作やアプリの使用時に自然に英語の言葉やフレーズに接するからです。
こうすることで、なにげなく使っているだけで単語やフレーズを覚えることができ、語彙力アップに繋がります。
さらに、スマートフォンを使用するたびに英語に触れることで、英語学習への意識が継続的に刺激されます。
最初は戸惑うかもしれませんが、徐々に英語表示に慣れていくことで小さな達成感を得られ、これが自信につながり、さらなるモチベーションの維持を生み出します。
また、英語を日常的に目にすることで、英語をより身近に感じ、心理的なハードルを下げることができます。
これは、いつも英語に触れることで、英語を特別なものではなく、日常の一部として自然に受け入れられるようになるからです。
さらに、英語の仕様に慣れることで、英語に対する自信もつきます。
例えば、日常的に使うGoogle の検索窓に「Serch or type URL」と英語で表示されることで、英語を使っている実感を持つことができますよね。
心理的なハードルが下がると、「自分でも英語を使える」という自信が芽生え、英語学習に対するモチベーションがさらに高まるのです。
スマホの言語設定を英語にするという環境作りの方法のポイントは2つあります。
これらの2つを押さえることで、無理なく効果的な環境が作れます。
それでは、ひとつずつポイントを説明します。
スマホの言語設定を英語にすると、知らない語彙を覚えられます。
これは、英語にすると思わぬ語彙が出てくることがあるからです。
実際に、スマホの言語設定を英語にしてみてください。
すると、すべての指示語が以下のような英語で表示されます。
【Iphoneの設定画面】
など、知らない語彙があればここで覚えておきます。
このように、英語表示を利用すると、語彙が増えて英語の理解力や読解力が向上し、モチベーションの維持につながります。
スマートフォンを英語設定にするのはおすすめですが、設定時間や設定方法は限定した方がいいでしょう。
なぜなら、常に英語表示だと疲れることもありますし、仕事で複雑な内容を扱う場合、英語設定だと理解に時間がかかり、業務効率が低下するかもしれないからです。
これらの問題を避けるために、英語設定を次のように限定することをおすすめします。
このように、自分のライフスタイルに合わせて英語設定を調整することで、無理なく英語学習を続けられます。
最後に、英語を話す相手を見つけることをおすすめします。
なぜなら、英語を話すことはアウトプットの練習を増やし、英語を実際に使う楽しみを知るために重要だからです。
英語の勉強をしていると、「この単語や文法をいつ使うのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
そのようなとき、外国人と趣味の話で盛り上がるなど、実際にそうした単語や文法を使う機会があると、英語学習の楽しさを実感できます。
英語で会話が成立したときの達成感は格別で、何ものにも代えがたい喜びを感じるものです。
この喜びや達成感が、さらなる学習意欲につながり、モチベーションの維持ができるのです。
その理由と実際に行動するための環境作りのポイントについて、もう少し詳しく説明します。
英語を話す相手を見つけて実際にコミュニケーションをとると、次のような3つの理由からモチベーションを維持できるようになります。
まず1つ目の理由から見ていきましょう。
独学で英語を学習していると、自分の英語が正しいのか、他人に理解されるのか不安になることがありますよね。
しかし、実際に言葉で意思疎通ができる経験は、その不安を払拭する大きな手助けとなってくれます。
「あれ、私、英語話せる!」
そう思える瞬間が、きっとあなたにも訪れるはずです。
これは自分の英語に自信がつく重要なステップであり、将来の学習に向けたモチベーションを維持する大きな支えとなるでしょう。
2つ目の理由は、英語でコミュニケーションをとると、単に言葉を学ぶだけでなく、世界が広がるような、とても豊かな経験ができることです。
それは、話すことによって新しい発見があるからです。
外国の方と話すということは、様々なバックグラウンドを持つ人々と交流することで、異なる文化や価値観に触れられます。
これが、英語学習の幅を広げるだけでなく、自分自身の視野を広げる素晴らしい機会となります。
言葉を通じて自分の考えを伝える喜びや、相手の意見を理解する喜びを感じることで、学習のモチベーションはより一層高まるでしょう。
最後に、会話する相手からフィードバックを受けられるのも重要なポイントです。
なぜなら、ネイティブスピーカーや英語が堪能な方からフィードバックをもらえれば、自分の英語のどこが良く、どこを改善すべきかが明確になるからです。
このフィードバックは、英語の専門家にしてもらうのが望ましいですが、必ずしもプロでなくても大丈夫です。
会話の中で何度も聞き返されたり、自分の英語が理解されなかった場面も、貴重なフィードバックとなります。
自分の英語がなぜ相手に通じないのか、その場で「この表現は正しいですか?」や「もっと自然な言い方はありますか?」と積極的に質問するのもいいでしょう。
相手に自分の英語を評価してもらうことを恥ずかしがらず、積極的にフィードバックを求めてみることをおすすめします。
その場で聞けなくても、後で文法が間違っていたのか、発音が違うのかと振り返ってみることも大切です。
英語を話す相手を見つけるという方法での環境作りのポイントは、次の2つです。
これらは、英語を話す相手を見つけるのに有効な方法です。
具体的なやり方を紹介します。
英語学習仲間を見つけて、定期的に英語だけの時間を作ってみましょう。
例えば、次のような方法があります。
実際に英語を使ってコミュニケーションを取ることの楽しさを体験すると、「もっと英語を話せるようになりたい!」という気持ちが自然と湧いてきます。
これこそ、モチベーションを長く維持できる鍵となります。
英語を話す相手を見つけるという方法での環境作りで、ボランティア活動に参加することは非常に有益です。
なぜなら、ボランティア活動は、英語を実際に使う機会を提供するだけでなく、社会貢献にも繋がるため、達成感があるからです。
英語を使うボランティア活動の探し方は、以下の方法があります。
ボランティア活動は、実践的な英語力が身につき、人のためになったという達成感が出るため、英語学習のモチベーションを維持するのに素晴らしい機会です。
ぜひ、お近くの自治体や内閣府のNPOページで、あなたに合うボランティア活動があるか探してみてください。
ここまででご紹介した環境作りの方法は、どれも行動を起こす起爆剤となり、ひいてはモチベーションの維持につながります。
ですが、もしも「環境作りを実践しても、頑張れないときがある」と感じるのであれば、例えば英会話スクールのような外部サポートに頼ることも検討してみましょう。
そうした外部サポートにはそれなりの費用がかかりますが、そのことが「せっかくお金を投じているからにはそれに見合った成果を得なければもったいない」という一種の強制力という形での外部プレッシャーともなるからです。
また、講師が小さな進歩も見逃さずに褒めてくれるといったことを通じて、下記のように自身の成長を実感でき(=達成感)、モチベーションの維持につながるという側面もあります。
「Aloha Englishは私の目標に対して、明確な学習の道筋を計画してくれました。私の苦手な課題に寄り添って指導してくれるスクールと一緒に、英会話に再チャレンジできたことが嬉しかったです。 学習をしていて、思うように話せず悔しかったり、挫折することもありました。しかし先生が楽しくレッスンで会話を指導してくれます。お陰でなんとか1年間継続して学習できました。モチベーションを維持しながら学習できたことが私の自信にも繋がりました」 (Aloha English生徒・Nodoka様の学習事例より抜粋して引用) |
英会話スクールの選び方については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご参考になさってください。
▷大人向けの英会話を選ぶ重要なポイント・基準とは?|3つの形態別スクール費用の相場
▷ビジネス英会話スクール選びで失敗しないための32のポイント
英語を本当に頑張り抜くならAloha Englishがお力になります! |
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英語学習でモチベーションを維持するための行動が自ずと起こる環境の作り方をご紹介しました。
モチベーションは、行動して達成感を得ることで維持できます。
行動が常に起きる状態を作っていく ↓ 達成感でモチベーションが維持される ↓ さらに行動する ↓ モチベーションが高まる |
行動環境は以下のように作れます。
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まずは、英語の試験を申し込んで、それをまわりに宣言することからはじめてみましょう。
英語学習においては、行動するための適度なプレッシャーを与えることがモチベーションを維持する重要な鍵です。
この記事を参考にして、ぜひ早速環境作りを開始してみてください。
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