シャドーイングを練習するも、なかなか効果が出ないことでお悩みではありませんか?
あまり効果が出ないから、シャドーイングで参考になる教材も欲しいところですよね〜
聞き取りをしている音声が早すぎてついていけず、挫折してしまったケースや、シャドーイングって難しい…というご意見をよく耳にします。
そこでこちらのページでは、シャドーイングに取り組みやすい教材をご紹介します。様々な目的やレベル別で教材を紹介しますが、初心者向けの教材を多くまとめました。
シャドーイングでリスニング力をあげるために、大切な2つのポイントがあります。
- レベルに適した教材を選ぶこと
- 正しいやり方でシャドーイングを取り組むこと
教材選びはシャドーイングを成功させるために大事なポイントです。教材によってはスピードを調整できる教材もあります。効果が実感できる教材選びのコツを全て解説しています。
シャドーイング学習において、必ず役立つ内容です。実際、Aloha English英会話では、シャドーイングとその他のリスニング学習を組み合わせたカリキュラムを実施しており、リスニングのスキル向上で非常に効果的な練習方法ですね。
シャドーイングの正しいやり方は「「英語が聞き取れる!」と誰でも実感できるシャドーイングのやり方」で詳しく解説しています。シャドーイング練習が始めての方は正しい方法を確認してから教材を選ぶようにしましょう。
1.効果がでるシャドーイング教材の選び方
シャドーイングの練習は劇的な効果を期待できる反面、とても難しい学習方法です。教材選びで失敗すると、挫折してしまうこともあるでしょう。
そのため、自分に合ったレベルの教材を選択するのが重要でして、シャドーイングで効果を出すことができる教材選びのポイントは以下の通りです。
1-1.シャドーイングでは必ずテキストとCD(音声)が必要
シャドーイングの教材を選ぶ際に、シャドーイングに特化した教材を探す必要はありません。大事なことはテキスト(英文)とCD(音声)がついていること。シャドーイング学習をする際にCD(音声)があることは必須条件です。
シャドーイングの練習が慣れている人であれば、オリジナルの教材を作ってみてはいかがでしょうか。ディクテーション(テキスト(英文)を書き取ること)で、オリジナル教材を作成することができます。
ディクテーションの方法は「挫折しないディクテーションの方法を解説|英語リスニング集中力UP」で詳しく解説しています。大変な作業ではありますが、リスニング力アップに繋がるのでお試しあれ。
1-2.シャドーイング教材を選ぶポイントは3つ
- 音声のスピードを調整できる
- 日本語訳がついている
- 簡単な教材を選ぶ
では教材選びのポイントを詳しく解説します。
①3段階のスピード調整ができる
シャドーイングの練習をしていると、音声が早すぎてついていけない、という課題が出てきます。音声のスピード調整ができると、シャドーイングの練習もやりやすくなります。「ゆっくり」「ナチュラルスピード」「ハイスピード」の3段階でスピード調整ができる教材を選ぶと、シャドーイング練習のハードルが下がります。
②テキスト(英文)の日本語訳がある
シャドーイングをおこなう際に聞こえた音声を理解することは大切です。テキスト(英文)を読んでいて、知らない英単語に出会ったら。丁寧に辞書で調べることが重要なのですが、時間がかかります。
日本語訳と英単語の解説が載っていると、辞書で英単語を調べる時間が短縮できます。シャドーイングの練習をするときは、できるだけシャドーイングに集中できる環境を作りましょう。
③簡単な教材を選ぶこと
シャドーイングの練習は非常に高度な学習方法です。だからこそ教材選びが大切。自分に合った教材を選びましょう。英文を読んだときに、英単語レベルがやや簡単だな、と感じるくらいの教材を選ぶように心がけてください。
テキスト(英文)を読んだときに、80%以上の英単語をすでに知っている教材を選びましょう。英語が苦手と感じている方がいきなりシャドーイングをやると難しすぎて、心が折れてしまいます。
シャドーイングが難しいと感じる方はオーバーラッピングから始めましょう。オーバーラッピングはシャドーイングより難易度の低い音読学習方法です。ぜひ「オーバーラッピング の効果を解説|TOEICリスニング対策に有効」を参照ください。
2.シャドーイング練習ができる3種類の教材
シャドーイングが実践できる教材は英語学習の書籍だけに限らず。無料で視聴できる動画など様々な媒体があります。
以下では各媒体・種類での教材について特徴やメリットなどをまとめました。
2-1.海外の映画やニュース動画も使える教材
シャドーイングはネイティブの英会話を追うように発声練習をしていくようなトレーニングですが、実用的な表現が多い洋画やニュース動画はシャドーイングに使えます。
手軽に視聴できる海外の英語動画ではYouTubeがおすすめで、再生スピードを調整できるなどシャドーイング対策で聞きやすいですね。詳細は、リスニング対策でおすすめのYouTube動画でご紹介しています。
また、英語のニュースもYouTubeやWebサイトから無料で聞けるコンテンツが多く、世界各地の時事や経済・エンタメなど幅広い話題を知ることもできます。ニュースメディアも関連記事よりご参考ください。
▷参考:英語ニュースでリスニング対策をしてみる!
2-2.シャドーイングが学べる参考書教材
シャドーイングやリスニング対策でおすすめの参考書も多く、初心者の方で英語の学習方法がよくわからない・・・といったケースでは書籍から学んでみると確実ですね。
確認しておくべきポイントでは、上記でも説明しましたが音声データが付属されていることが前提となります。最近ではCDの再生が少し手間に感じることもありますので、Webからダウンロードできてパソコンやスマホでいつでも再生できるのが便利ですね。
2-3.アプリもシャドーイング教材でおすすめ
アプリを利用したシャドーイングもおすすめで、速度調整機能や英語字幕(スクリプト)の確認など英語学習で役に立つ機能が多くあります。無料レベルのアプリ教材でも使いやすく、シャドーイングの練習になるネイティブの英語を幅広く聞くことができますね。
詳しくは以下のおすすめ教材でも紹介していますが、英語学習で特に有名なのがTEDというアプリです。著名人や学者などのスピーチ動画を公開しており、アプリから手軽にリスニング・シャドーイング対策ができます。
▷おすすめ記事:TEDで効果的なリスニング対策ができる!
3.シャドーイング練習に適したおすすめ教材【12選】
目的別でのシャドーイング教材を紹介します。
- 初心者向け
- 日常会話向け
- 資格学習向け
- ビジネス英会話向け
シャドーイングの練習が初めての方は、初心者向けや日常会話向けで紹介している教材がおすすめです。では詳しく解説していきます。
3-1.初心者向けのシャドーイング対策【4選】
英語初心者の方でも、基本からシャドーイング対策ができるおすすめの教材をまとめました、
①スタディサプリ(アプリ)
スタディサプリは幅広いレベルの英会話学習でおすすめのアプリ教材で、初心者向けであれば自主学習が使い放題のプランが使いやすいですね。
有料(月額:約2,000円)になるためコスト面でのデメリットはありますが、英語学習のやり方が分からない場合において安心して勉強を進められる良さがあり、シャドーイングの実践トレーニング機能も実装されていますので利用してみる価値はあるでしょう。
▷参考:スタディサプリ 自主学習アプリ
②POLYGLOTS(アプリ)
POLYGLOTS(ポリグロッツ)も有料のアプリで、自分の声を録音してネイティブの発音と比較できるシャドーイング機能が搭載されているなど、リスニング・スピーキング対策でおすすめです。
料金プランでは安いものだと月額:480円(税込)で、リスニングに集中した対策ができます。14日間の無料お試しもありますので、気軽に使ってみることもできますね。
▷参考:POLYGLOTS アプリ公式サイト
③3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング(参考書)
初心者向けのシャドーイング参考書では、「3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング」の評判が良く、シャドーイングテキストとして初心者の方でも学習しやすいです。
学習ステップについて一つ一つ丁寧に解説されており、今までTOEICなど英語の資格試験についてもちゃんと受けたことがない方向けに、英語がしっかり聞き取れるための方法論がよく分かります。おすすめのリスニング教材ページでも取り上げていますので、あわせてご参考ください。
▷3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング 教材の詳細はこちら
④新ゼロからスタートシャドーイング 入門編(参考書)
入門的な参考書では「新ゼロからスタートシャドーイング 入門編」もあり、気軽に試すことができるシャドーイングの学習基礎が解説されています。
はじめは短い英文から徐々にレベルアップした内容で学習していくので、無理のない段階で確実にリスニング・シャドーイング対策をしたい場合に効果的ですね。
▷新ゼロからスタートシャドーイング 入門編 教材の詳細はこちら
3-2.日常会話向けのシャドーイング対策【4選】
コミュニケーションにおける英語聞き取り力をあげたい方は下記の教材をおすすめします。
①究極の英語リスニング(参考書)
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