英語の勉強をしたい社会人は多い一方で、このようなお悩みを抱えているケースも多々あるでしょう。
社会人になってから英語習得の強みに気付く一方で、「時間が取れないから勉強できない」とか「学生の頃から英語への苦手意識があり、独学でも分からない」といった様々な理由で挫折する人もいるのではないでしょうか。
そこで、英語の勉強に対してネガティブな意識がある社会人でも、確実に英語を習得できる方法を英会話講師より解説いたします。この記事を読めば、独学からでも英語学習を今すぐ実践できるようになりますので、ぜひご参考ください!
ページコンテンツ
はじめに、社会人になってから英語を勉強・習得する強みやメリットをご紹介します。
ビジネスシーンを中心に、英会話ができることでの良さに気付いて英語の勉強をスタートする方も多いでしょう。実際、以下の通り英語力を活かせる機会があります。
▷関連記事:英語が話せるようになれるメリットを解説!
英会話を習得できれば、社内昇進やより良い待遇を目指した転職の可能性が広がります。グローバル化が進み、英語力が必要になる機会が増えるでしょう。
などの理由や動機があり、英語力というスキルを身に付けたいという社会人もいるのではないでしょうか。
英語の習得を目指すきっかけとして、経済的な理由もあるでしょう。世界的に見ても、日本の賃金は先進国の中で最低レベルとされており、バブル崩壊以降の約30年でほとんど給料が上がっていません。
▷外部サイト:日本人の平均年収は30年間ほぼ横ばい…(文春オンライン)
そこで、自分からグローバル化の労働環境にチャレンジして、より付加価値の高い人材として働くことは有意義となります。給与・年収が上がる可能性が薄くなっている状況であるからこそ、英会話を習得して昇進・転職を目指すことが重要です。
転職やキャリアアップの目的ではやりがいや業務経験などありますが、周囲の環境による影響も考えられます。
英語を話せる人材が周りにいたら、「英語力のない自分はこの先評価されないかも…」との不安を感じ、同時に英語力のあるビジネスマンを羨ましく思うのではないでしょうか。
また、英会話スキルが求められる環境に身を置くことで、学習のモチベーションを維持できるメリットもあります。
なんとなく英語が必要だから、といった不明確な理由で学習をするよりも「絶対に英語が必要になる!」といった意識があると、短期間の習得も可能となるでしょう。
英語力があることで、日本に限らず海外のニュースや論文などから情報収集ができるようになります。入手できる情報が世界まで広がると、以下のようなメリットがあるでしょう。
ビジネスやプライペートでも役立つ情報を海外から知ることで、自分の強みとなります。
また、海外の情報と関連してグローバルな視点が身に付くのも大きなメリットです。日本では当たり前の考えだったのが、海外では全く違う角度で受け止められていることも多々あります。
英語ができると考えも柔軟になり、自分の知る世界が広がることで人生経験も豊かになるでしょう。
英会話スキルを活かした海外の人脈・ネットワーク形成も、人生の可能性が広がるチャンスです。海外の知り合いがいたり、コミュニケーションが取れる環境になると以下のようなメリットが生まれます。
今時のSNSや動画コンテンツなど、世界各地で利用されているプラットフォームを通して英語でやり取りできると、自分のしたいこと・やりたいことの幅が広がりますね。
英会話の習得は魅力的である一方で、英語の勉強に挑戦しても挫折してしまうケースも考えられます。
実際、社会人になって一から英語の勉強を始めても、続かず諦めてしまう方はいるのではないでしょうか。関連記事でも、初心者向けの失敗ケースを取り上げています。
▷関連記事:英語が全くできない初心者にありがちな失敗・効果的な勉強法
挫折する傾向を確認した上で、効果的な対策・回避する方法をチェックしておくといいでしょう。
英語など語学の習得において、勉強時間の確保がかなり重要です。英語習得で必要な勉強時間でも解説していますが、目安として最低でも1,000時間以上の勉強が求められます。
そのため、英会話学習は少なくとも半年以上の長期スパンで継続しないと効果が出ないですが、社会人にもなれば学生の頃と違って勉強する時間がなく、毎日続かないというケースもあるでしょう。
などの項目に該当する社会人は、隙間時間で勉強を続けられるようにしましょう。詳しくは「忙しい社会人でも英語の勉強を続けられるコツ」で解説しています。
特に初心者で、英語の勉強を苦行に感じてやめたい…と思うことがあるでしょう。英語ができないことで、ネガティブな考えが頭の中に浮かび辛く感じる初心者も多いですね。
など、社会人の英語勉強で直面する壁や課題があるでしょう。ただ、英語はただ勉強するのが目的ではなく、相手とのコミュニケーションツールを楽しむことを意識すれば、英語学習への否定的な考えは払拭されます。
この辺りの課題について、以下の「社会人の英語勉強ではマインドセットも重要!」で解説しています。
初心者向けの英語学習で、どのように勉強を進めればいいか分からず挫折するケースもあります。
中学や英語の授業であれば、教科書や単語帳を使って英文法・単語の暗記をすることである程度は対応できるでしょう。ただ、社会人の英語学習では話すこと・コミュニケーションを前提としているため、英会話の習得を目的とした勉強の仕方が分からず、独学を諦めてしまいます。
こちらも以下で、実践すべき4つのステップやおすすめの勉強法を解説しているほか、英会話が上達しない理由・原因の解説ページでも取り上げています。
具体的な勉強法やステップについて確認する前に、社会人向けの英語学習アドバイスをさせていただきます。
まずは英語の勉強を日々の習慣にするためのコツを確認して、少しずつでもいいので毎日学習するところから目指してみましょう。
英語学習で欠かせないのが目標の設定です。ですが、初心者の方で具体的にイメージできるゴールを無視して、いきなり「ネイティブレベルの英会話ができる」とか「外資系企業で活躍する」といったハードルを立てるのは要注意です。
といった具合に、大きな目標を達成するために今できることから目指すといいですね。「英語のチャットを実践する」とか「1ヶ月、毎日リスニング勉強をする」など、現実的な目標を立てると学習が長続きします。
詳しくは以下の記事で、目標設定が重要な理由や学習効果を解説していますのでご参考ください。
社会人の英語学習では勉強時間の確保が大事で、隙間時間の有効活用が上手な人は英語力が向上しやすいです。
例えば、毎日90分の英語学習を目標とした場合、入浴後〜就寝までの勉強時間(22:00〜23:30)に決めても、仕事で疲れているとなかなか毎日は厳しいですよね。
そこで、以下のように隙間時間を使って英語を勉強する習慣を身に付けることで、毎日90分の学習も続けやすくなります。
90分まとめて勉強するより、少しずつ時間を使う方が集中力も持続するのでおすすめです。毎日の通勤や食事後など、決まった時間での習慣にしてみてはいかがでしょうか。
また、英語学習は興味関心=モチベーションの向上も重要な要素で、仮に毎日勉強を続けたとしても「やらされている学習」だったり「仕事の延長線上」という考え方だと、消極的になってしまい英会話が上達しにくくなるでしょう。
基本的な勉強法を実践するだけでなく、自分にとって興味のあることと英語学習を結びつける意識が大事です。英語の勉強が趣味の一環になれば、忙しい社会人でも率先的に独学を続けられます。
などなど、普段の日課や好きなことと英語の活用を考えてみると、より身近に感じられます。
以下では、社会人向けの英語勉強法を詳しく解説します。学生の頃から英語が苦手だった方でも、一から確実に学べる方法になっていますので、ぜひ実践してみてください。
英語学習を始める前に、第二言語として日本人が英語を習得できるポイントや仕組みの理解をしておきましょう。
ビジネスやスポーツのスキル学習において、決まったカリキュラムやロードマップがあるように、言語習得でも効果的な道筋があります。これを知らないと、ただ英単語を覚えるだけになってスピーキングができなかったり、最初から英会話スクールに通って挫折するなど間違った学習方法を続けてしまうでしょう。
社会人になって大事な時間を無駄にしないように、言語習得のメカニズムをまず知っておくことが求められます。言語学的な観点から、日本人が英語を学習する際に参考になる第二言語習得理論について、別ページより解説しています。
言語学といってもそこまで難しい話でなく、英語の独学においてインプット量が重要になる理由や、言語の反復学習のメリットなど実践的なポイントが紹介されていますので、英語を話せるようになりたい方は一通り読んでおくと役立つでしょう。
▷おすすめ記事:形式文法と機能文法を理解すれば学習の効率が上がる!
一からの英語学習では、中学英語からの復習がおすすめです。中学で習う文法や単語の知識があれば、日常会話レベルなら対応できるようになります。
英文法など基礎的な英語力が不足していると、スピーキングの語順を間違えて表現ができなかったり、そもそも構文の理解が足りないことでリスニングもできないといった壁に直面します。
中学レベルの英語復習で役立つ勉強法や参考書など、関連記事で詳しくご紹介しています。独学でも対策できる内容になっていますので、ぜひご参考ください。
英文法や単語などの知識に加えて、英語の聞き取りや読み取りなどインプット学習も大事で、特に初心者の方はアウトプットよりもこのインプット量を増やすといいですね。
英会話の習得では、リスニングとリーディング、スピーキング、ライティングの4技能を幅広く対策するのが効果的です。関連記事も参考に、まずはインプット学習でリスニング・リーディングのトレーニングをするといいでしょう。
英語の基礎やインプット学習がある程度進んだら、英会話の表現練習を行います。アウトプットも独学で対応可能で、発音練習も兼ねたスピーキング対策や英語のフレーズ・表現を覚えるライティングなどがあります。
より実践的な英語学習に時間を使いたい場合には、オンラインで通える英会話スクールがおすすめです。英会話レッスンだけでなく予習や復習など独学も続けることが前提となりますが、英会話スクールでのアウトプットを増やして英語でのコミュニケーションスキルを上げてみましょう。
オンライン英会話の学習効果や選び方など不安な方は参考記事で、オンライン英会話の学習効果ページもお読みいただけますと幸いです。
学校での英語学習では教科書や参考書などがメインだった方も多いですが、英会話スキルを習得するにはリスニングやアウトプット学習など、より英語でのコミュニケーション経験を増やす教材がおすすめです。
以下では、仕事で忙しい社会人でも継続しやすいおすすめの勉強法をまとめました。オンライン英会話やコーチングも方法の一つですが、注意点があるので確認しておきましょう。
参考書を使った勉強は初心者向けで、英文法など基礎から学び直したい方は活用してみるといいですね。インプット中心の学習をするなら、同じ参考書を完全に理解できるまで繰り返し読むのがおすすめです。
ただ、参考書だけでは英会話スキルで大事なアウトプット学習が不足しがちですので、以下で紹介しているアプリや動画を使ったスピーキング対策も並行して実践することが求められます。
英会話の習得では最低限のボキャブラリー(語彙力)も必要です。初心者の方はまず、中学英語レベルの英単語を覚えておくと日常会話で役立ちます。
英単語の勉強=暗記というイメージからひたすら覚える方もいますが、ただ覚えるだけでなくスピーキングやライティングなどアウトプットで使って理解するのが理想的です。詳しくは以下記事でも紹介していますので、勉強法やおすすめの英単語帳をチェックしてみましょう。
英語学習のアプリも効果的で、隙間時間ですぐ勉強できるメリットがあります。
最近の英語アプリは質が高く、文法の学習だけでなく長文読解や発音練習、ライティングなど幅広い英語の能力対策が可能です。自分の苦手な分野にあわせてアプリを活用するといいですね。
スマホがあれば場所を問わず学習できるほか、5~10分の短時間でも対策できます。時間などムダにしたくない社会人に向いている教材でしょう。
英語学習用のアプリは有料(買い切り型や課金制など)の教材もありますが、無料でも使えます。おすすめの無料アプリではレシピー(ポリグロッツ)があり、無料版でリーディング・単語学習を試せます。
海外のスピーチ・講演を聞けるTED(テッド)も英語学習に適しており、ネイティブの英語表現を学べます。スクリプトもあるのでリスニング・スピーキングの練習もできますね。
初心者向けの教材ではYouTube動画もおすすめで、リスニングやスピーキングの練習ができます。海外の著名人のスピーチを聞いて英語の聞き取り対策をしたり、スクリプトのある動画チャンネルではより重点的なリスニング・スピーキング練習が可能です。
YouTubeのコンテンツでは英語ニュースの動画も活用できますが、動画によってはネイティブ英語のレベルが高い上級者向けのチャンネルもあるので要注意です。関連記事で、初心者向けの英語ニュースを取り上げていますのでご参考ください。
気分転換も兼ねて、好きな海外ドラマや映画を使った英語の勉強も一つの方法ですね。吹き替えなしで聞き流すだけでなく、聞き取れなかったセリフをスクリプトを見て確認したり、理解できなかったフレーズの意味を調べることで学習になります。
ドラマや映画などの作品より、ネイティブが使う英語表現を知ることができます。言い回しなどを真似してみて、英会話の練習で使ってみたりするとより理解が深まるでしょう。
リーディング対策や英語表現の練習をしたい方は、洋書での学習があります。言わば長文読解では語彙力の強化につながったり、長時間の英語インプットに慣れる集中力も鍛えれます。
ですが、洋書での英語学習は中級者〜上級者向けで、英文法を完璧に理解できていない初心者は避けた方が良いでしょう。リーディングで必要な構文やボキャブラリーの知識がないと、挫折してしまいます。
社会人になって一から英語を学びたい場合、オンライン英会話も選択肢の一つとなるでしょう。
確かにオンライン英会話には以下のようなメリットがあり、仕事であまり時間が取れない社会人でも通いやすいです。
ただ、気軽に受講できると言っても確実に英語が上達するとは限りません。英語が話せないことでの不安や、外国人レッスンで英語を全く聞き取れず苦手意識が強まってしまうなど…通ったものの学習効果を得られなったケースは多々あります。
そのため、特に英語初心者は独学で基礎力をつけてから英会話レッスンを利用するのが望ましいですね。以下記事でも初心者がオンライン英会話で挫折する傾向を取り上げています。
英語のコーチングも最近注目されている学習サービスで、マンツーマンによる本格的な徹底指導をイメージされる方も多いのではないでしょうか。
ただ、そのほうなコーチングサービスは言わばパーソナルトレーニングであり、本来のコーチングとは別物となります。本来のコーチングは指導ではなく、コーチと受講者双方の対話や意見を通し、学習に関する自主性や主体性を促すものです。
などに当てはまる方は、コーチングの活用がおすすめです。詳しく知りたい方は、英語コーチングとは?のページをご参考ください。
一からの英語学習では、必要な学習時間や計画の立て方も気になりますよね。学習のプラニングや、社会人がいつ勉強をしているかなどを以下でまとめました。
関連記事でもご紹介していますが、社会人が一から英語を習得するには最低でも1,000時間以上の勉強量が必要となります。
一般的に、日本人が英語を習得するまでの勉強時間は2,760時間だとされており、義務教育や高校・大学での勉強時間を加味しても、不足している1,000時間の勉強量は確保したいところです。
そのため、仕事で普段から忙しい社会人は勉強時間を日々積み重ねることが大事となります。これまでお伝えしたような、隙間時間での対策が基本となりますね。
具体的な学習ルーティン・隙間時間の例を以下でご紹介します。アプリやYouTube動画などを活用して、短時間での対策をしてみましょう。
普段から電車通勤をしている方は、電車内での学習がおすすめです。片道で20~30分ほどの時間を勉強すれば、通勤途中だけでも1時間ほどの勉強ができます。
仕事で疲れた…という時は、英語を聞くだけでも勉強になります。英語に接する時間を増やす目的でも効果的です。
英語学習の積み重ねでは、日々の習慣にすることで半年〜1年の長いスパンで継続できます。出社前の時間やランチ休憩、バスタイムなど空いている時間の有効活用ができるでしょう。
また、英単語など暗記系の学習では就寝前に勉強すると覚えやすいといった研究結果もあります。英単語の覚え方・学習方法でも紹介していますが、寝る前に暗記をして翌朝に復習をするとより記憶にに残るでしょう。
社会人になってからの勉強では、平日に時間が取れず土日などの休みにまとめて学習する方もいますね。英語学習に限らず、FPや簿記などの資格試験にも同じような傾向が見られますが、少なくとも語学習得では毎日継続的に勉強する人の方が上達します。
残業や家事などで大変でも、1日10~20分ほどの短い時間で学習目標を達成することで、英語力がアップします。
学習時間を確保するためにも、勉強の計画・プラニングが必須となります。勉強する前に自分の英語力確認や課題の見直しが最優先となります。
自分がどれほどの英語レベルか、TOEICやVERSANTなどの英語テストを参考に確認してみるといいですね。
関連記事で無料で英語レベルを診断できるサイトも紹介していますので、今すぐチェックしたい方はこちらをご利用ください。
自分の英語レベルから、優先度の高い英語学習を確認します。
英語の基礎知識も怪しい場合には中学英語の文法・単語からやり直す判断が適切で、基礎はできているけどリスニングやスピーキンが苦手といった場合には、英語の発音対策を重点的に行います。
英語学習では、半年〜1年を目処に達成までの期間を設定します。
詳しくは英会話の学習目標・ゴールを設定する方法でもご紹介していますが、全体的な勉強時間だけでなく、文章の構文・文法で週3回・2時間ずつ、発音は毎日15分といった感じで、対策カテゴリーごとに決めるとより具体的な計画になるでしょう。
社会人向けの英語勉強法を知っておくほか、学習する際に大事なマインドセットも覚えておきましょう。
マインドセットは、個人の人生経験や知識、文化や先入観などを基に作られた考えや心理状態のことで、英語学習に対する感じ方・向き合い方を示します。
など、ネガティブなイメージがある方はぜひ、英会話が上達するマインドセットを意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。
英語など第二言語の習得は簡単でなく、常に失敗はつきものです。そのため、間違いを恐れていると上達はしなく、積極的にアウトプットを試すことも減ってしまいます。
割り切った考えをすることで、英会話のシーンでも失敗を恐れずに自分から率先して話せられるでしょう。よく、英語が下手な相手に対してクスクス笑う人もいますが関係ありません。他人の失敗を笑う人に「自分の間違いを気付いてくれてありがとう!」と思うくらいが良いですね。
英語でのコミュニケーションは自信を持つことが大事で、英文法や単語が間違っていても堂々と伝えれば相手に意図や感情を理解してもらえます。
日本語でも、正しいことを言っていても「…であるから…ということなのかなあ」と、ボソボソ話したり歯切れの悪い表現だと印象が悪くなりますよね。
英語も同様に、自信なさげに話すより「I love cat!」と笑顔でハキハキと伝えるだけでも快いコミュニケーションが成立するでしょう。仮に相手に自分の英語が伝わらなくても、別の言い方で何度もトライすれば問題ない話です。
英語学習の本質は相手とのコミュニケーションで、上手になろうという意識も大事ですが、英会話の練習ではそれ以上に「英語を楽しむ・面白く感じる」ことが何よりですね。
自分の英語が相手に伝わり、感情や意見が共有されることでの感動は、英語学習の意欲やモチベーションの向上に直結します。英語の習得は決して簡単でありませんが、前向きで楽しむといった気持ちがあれば、勉強や努力を継続しやすくなるでしょう。
▷関連ページ:英語のコミュニケーションで重要なマインドセット
社会人の英語勉強で、他にも不安やことやよく寄せられる質問について以下で回答しました。独学での懸念がある方は、こちらもぜひご参考ください。
社会人になってから第二言語を習得するのは遅いと感じる方もいますが、英語の勉強は30~40代からでも間に合います。学生や20代と比べて記憶力など劣る部分もある一方で、正しい勉強を積み重ねることができれば、30代以降の社会人でも英語を話せるようになるでしょう。
英語を話せるようになりたい30~40代向けの学習方法や、40代からでも英語学習を正しくやり直す方法を知れば、自分が今後するべき対策や、これまでの英語学習で間違っていたポイントに気付けるはずです。諦めず、今からでもチャレンジしてみる価値はあります。
これまで、英会話スクールや独学に挑戦したことがあっても英語が話せるようになれなかった社会人には、勉強法に関する原因があります。
など、間違った勉強法を続けてしまうと時間をかけても上達しないでしょう。あまり効果的でない勉強法や初心者向けの対策について、関連記事よりご紹介しています。
社会人が英語を学習する理由として、TOEICのスコアアップもあるでしょう。会社での昇進・キャリアアップの条件になったり、外資系での転職でアピールする目的でTOEICが必要となります。
TOEIC対策をすること自体は英語学習においてプラスに働き、「英語初心者だから、まずはTOEIC600点を目指す」といった中級者への目標や、「ビジネス英語までのスキルを目的に900点以上は必要」など上級者向けのステップアップでも、TOEICのスコアが明確なゴールとなります。
また、TOEICの基本的な対策をすることで英文法や単語・リスニングの勉強など英語基礎の学習にもなります。中学英語の知識が足りないという社会人は、TOEICの勉強はお勧めです。
ただ、TOEICの学習で文法や語彙力・長文読解などのスキルは身に付きますが、英語でのコミュニケーション上達は難しいでしょう。実際、TOEICで900点以上を取れている方でも、英会話が全くできないというのは珍しくありません。
スピーキングスキルを磨きたい場合や、英会話ができるようになりたい場合には、TOEICの勉強だけでなく本記事でご紹介したようなリスニング・スピーキングの独学が必須です。
社会人にとって、学習時間の確保がやはり大変かと思います。もしも、忙しくなり英語の勉強が続けられなくなった時のために、以下のような対応を覚えておくといいですね。
ダラダラとやる気のない英語学習を続けるより、気分転換をしたり英語習得の目的や計画を一から考え直すのが確実です。英会話スクールでは契約前にカウンセリングで相談できるところもあるので、有効活用してみてはいかがでしょうか。
▷英語・英会話で効果的なカウンセリングの利用メリットを詳しく!
社会人向けの英語勉強法について一通り解説しましたが、英語初心者でも独学から対策できる方法を知っておけば、英語を話せるようになります。大事なポイントは以下の通りです。
英語への苦手意識がある場合、アプリやYouTube動画を使って隙間時間で少しずつ学ぶと定着しやすくなります。最初は頑張り過ぎず、継続的な学習を目標にしてみるといいでしょう。
当サイト・Aloha English英会話でも英語初心者向けのお役立ちコラム・記事を掲載しています。独学で不安のある方は、今後もご活用いただけますと幸いです!
▷関連記事:英語と英会話の学習方法の違いを詳しく解説
勉強法の理解に加えて、「自分は英語を勉強する必要がある!」といった自覚・気付きがあってこそ、本格的な英語学習のステップへと進みます。
今まで英語習得を諦めてしまった人は、「英語ができなくても問題ない」環境にいたことも挙げられます。短期間で上達する人の共通点として、英語習得の目的や活用が具体化されています。
会社での仕事や留学などの英語を使う目的がない方は、今一度「自分が英語で叶えたい目標・将来」を思い返してみてはいかがでしょうか。
Aloha English英会話の専門家が
英語学習のお悩みや目標をヒアリングし、
あなたにあった学習法をご提案します。
担当者がじっくり日本語でお話をお伺いします。
英語で話すことが苦手な方はぜひご相談ください。
英語の聞き取りに関するお悩みもご相談できます。
英会話力を上げるための方法についてもご相談できます。
Aloha Englishの無料カウンセリングは
オンラインでのお打ち合わせとなります。
3ステップで簡単にお受けできます。
まずはご予約をお願いします。
お客様の都合に合わせて、カウンセリングの日時をお選びいただけます。
予約後、担当者から送られるリンクで
Skypeに接続します。
Aloha Englishの日本人講師に、あなたの目標や学習スタイルに合わせた相談ができます。
60秒で完了する簡単なステップで、
無料カウンセリングの予約が可能です。
コメントを投稿するにはログインしてください。